実務翻訳 ビジネス英訳

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お申込み〜受講までの流れ

講師による講座紹介

英訳のスキルが問われる課題を通してわかりやすく、高精度で伝わる英文を書く力を身に付ける

マスターコース「ビジネス英訳」

ビジネスの場において、質の良い英訳の条件は以下の3つです。
(1)わかりやすく誤解の余地がない
(2)簡単な単語と構文でできている
(3)形容詞や副詞が少なく文章が短い
それを実現するために、英訳では、言葉が出たところから意味が伝っていく文章を心がける必要があります。日本語は全く逆で、「〜で、〜なので、〜なことは、ありません」と最後までこないと「ある」のか「ない」のかが、わからない構造の文章ですから、構造自体を変換する必要があるわけです。
章構造を変換するために、まず考えなければならないのは主語を誰/何にするか。例えば、「新しいプロジェクトのスタートが決まった」は、The new project will start. あるいはStarting the new project was decided. またはWe have decided to start new project.など、「訳す」だけであれば何通りかの英訳が考えられます。英語には無生物主語がありますし、I/Youを主語にする場合でも、「総称のYou」や、Weなどを使うこともできます。主語を何にするか(話の主体は誰なのか)を決めることが、文章全体のトーンを決めるのです。
そして主語の選択同様に大切なのが、動詞の選び方です。

「歩く」に相当する英語は、walkの他に、step, tramp, dodderなど30以上あります。日本語では、「よちよち歩く」「とぼとぼ歩く」などオノマトペ+動詞、あるいは「座り込む」「食べ尽くす」のように動詞を重ねて表現される内容が、英語ではすでにひとつの動詞の中に含まれているからです。
また構文の選択も重要で、約200から500程度あると言われる構文のうち、高頻度で使われる150から200程度の構文を使うことで、伝わる精度があがります。
この講座では、官僚的な表現で、一読して意味がわかりにくいために英訳が難しい「各種白書」、効果的に相手に訴えかける英語表現が求められる「プレスリリース」など、英訳のスキルが問われる課題を通して、主語と動詞、そして構文を適切に選ぶ力を身に付け、英語らしいリズムの英文が書けるようになることを目指します。

予定カリキュラム

第1回 中小企業白書①
日本経済の現状に関する文書の一部を英訳します。特に経済用語、定型的な表現などを中心に学びます。

第2回 中小企業白書②
新事業の展開に関する文書の一部を英訳します。最新のビジネス分野に関する用語や、日本を取り巻く市場の状況に関する表現などを中心に学びます。

第3回 情報メディア白書
日本の広告費、特にインターネット広告費の内容に関する文章を英訳します。ネット関連の表現、広告関連の用語などを中心に学びます。

第4回 ビジネス、あるいは市場金融関連の報道内容
ビジネスニュース、また金融関連のニュースを英訳します。同様の内容に関する英字新聞と表現を対比し、ニュース用語、金融関連用語、ビジネス関連用語などを中心に学びます。

第5回 企業のプレスリリース(報道関係資料)
実際のグローバル企業のプレスリリースを英訳します。業績やビジネス戦略に関する用語や表現などを中心に学びます。

第6回 決算報告書
実際のグローバル企業の決算に関する発表を英訳します。財務経理に関する用語や表現などを中心に学びます。

クラウン推薦対象ジャンル

日英ビジネス
→ クラウン会員についての詳細はこちら

講師

阿部川 久広

アップル、ディズニーなど外資系企業にてマーケティング、マネージメントの要職を歴任。通訳・翻訳を含む英語関連業務にも従事。多くのグローバル企業や神戸大学、立教大学などでマーケティング論、プレゼンテーション、英語コミュニケーションなどに関する講義も行う。元CNNキャスター。翻訳書に『次の会議までに読んでおくように!』(すばる舎)、著書に『たった3時間でやれる「勘違い英語」完全克服術』(講談社)などがある。

→ 阿部川先生のインタビュー「ビジネスシーンで必要な英語力とは?」

受講期間

2018 年 2 月 〜 7 月

スクーリング日

2018 年 7 月 7 日(土)または14 日(土)

申込期間

2017 年 12 月 1 日(金) 〜 2018 年 1 月 5 日(金)正午

合否発表

2018 年 1 月 16 日(火)
メールにて結果をお知らせいたします。
選抜課題提出締切 2018 年 1 月 5 日(金)正午 必着

提出・返却方法

提出:受講生専用Webサイト「マイページ」より課題をご提出いただきます。
返却:「マイページ」から添削結果と解説/訳例をダウンロードしていただきます。
※受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
※海外手数料不要。

修了生の声

阿部川先生に毎回丁寧なアドバイスをいただき、
一つ一つステップアップすることができました

受講のきっかけは、映像翻訳の仕事を受注する傍ら、日英の実務翻訳の仕事も少し頂くようになり、自分のレベルを知る意味でも勉強してみようと思ったことでした。受講中は、模範解答を見て、自分の未熟な訳文との違いにガクンと落ち込むことも多かったですが、阿部川先生から毎回、丁寧なコメントを頂いたおかげで、一つ一つステップアップできたように思います。課題6回ですが、企業白書や新聞記事など幅広い分野、文書タイプに触れることができました。また辞書や文法書など先生オススメの道具についても教えて頂き、少しずつ買いそろえています。スクーリングに参加した際、先生が「文書の翻訳でも音を大事にしてください」とおっしゃっていたのが印象に残っています。映像翻訳で、スクリプトを読んで理解したあと音声を聞くと、解釈違いに気づくことがあるので、とても腑に落ちました。そんな先生のお言葉や、半年間で積み上がった資料の束は、今後も私の指針になりそうです。


長崎県在住/40代/女性

先生のアドバイスが「何となくわかっているつもり」を脱出する助けになり、
修了後、トライアルに合格しました!

東京から広島に引っ越し通学での学習が難しくなったため通信講座を始めました。「ベータ応用講座」の「経済」と「契約書」を終え、この講座を受講しました。課題は非常にタイムリーで現場のお仕事を想像できるような現実味があるものでした。訳出の方法だけではなく、課題に取り組みながらビジネス・金融関連の知識を学ぶ機会になりました。日々のニュースへの意識も高まったと思います。
阿部川先生は毎回丁寧に添削してくださり、先生の訳例にこだわらずに私の訳をできるだけ生かしながらアドバイスをくださるので、選択肢が広がったと思います。また複数の学習者が悩みがち、間違いがちな部分については、処理の方法や基本的なルールなどを整理して説明してくださるので、「何となくわかっているつもり」を脱出する助けになりました。
毎回課題に取り組む1カ月間は長いようで短く、何度も締め切りが迫って焦りましたが、早めにまず取り組んで、時間を空けて見直してブラッシュアップしようと心掛けました。コース終了後数ヵ月経ち、先日ある翻訳会社のトライアルに合格しました!まだお仕事は始めていませんが、これから実践と学習を積んでいきたいと思います。


広島県在住/30代/女性
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