出版翻訳 ミステリー

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お申込み〜受講までの流れ

講師による講座紹介

「読んで心地よい」日本語作りで
訳文を出版可能なレベルに近づける

マスターコース「ミステリー」

この講座では、出版翻訳のなかでもファンの多いミステリーを取り上げて、訳文のレベルアップをめざします。6回で短篇1作(最初と最後の部分)と、ミステリー的な味わいのある短いエッセイ2篇を訳していただきます
誤読・誤訳をゼロにすれば翻訳完了、そこまでいかなくても大部分の仕事は終わると思っているかたはいないでしょうか。原文を正しく解釈することは、あくまで出発点であって、目的地までにはまだそうとう長い道のりがあります。ピアノの演奏にたとえれば、とりあえず指が正確に動いて、譜読みもできた段階。そこから多くの聴衆の鑑賞に耐える(理想的には、みなを感動させる)演奏に持っていくには、さらに大きな努力が必要だということは直感的にわかるでしょう。翻訳に当てはめると、いかに「読んで心地よい」日本語の文章を作っていくか。受講者の皆さんはすでに解釈もテクニックも上級クラスでしょうから、この講座ではとくに、訳文を出版可能なレベルに近づけることに注力したいと思います。選抜課題は、Something Out of the Ordinaryという奇妙な雰囲気の一人語りの短篇です。みなさんの応募をお待ちしています。

クラウン会員推薦対象ジャンル

フィクション
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講師

加賀山 卓朗

出版翻訳家。『夜に生きる』『レッド・ドラゴン』『スパイたちの遺産』『誰よりも狙われた男』『火刑法廷』『春嵐』(早川書房)、『オリヴァー・ツイスト』『二都物語』(新潮社)、『無頼の掟』『荒ぶる血』(文春文庫)、『流刑の街』(ヴィレッジブックス)など訳書多数。

◆講師インタビュー
→ 「読者を惹きつけるには訳文に流れる心地よいリズムが必要」
→ 加賀山先生が翻訳した『夜に生きる(デニス・ルヘイン 著/早川書房)』のホンヤクこぼれ話

受講期間

2018 年 2 月 〜 7 月

スクーリング日

2018 年 8 月 18 日(土)または25 日(土)

申込期間

2017 年 12 月 1 日(金) 〜 2018 年 1 月 5 日(金)正午

合否発表

2018 年 1 月 16 日(火)
メールにて結果をお知らせいたします。
選抜課題提出締切 2018 年 1 月 5 日(金)正午 必着

提出・返却方法

提出:受講生専用Webサイト「マイページ」より課題をご提出いただきます。
返却:「マイページ」から添削結果と解説/訳例をダウンロードしていただきます。
※受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
※海外手数料不要。

修了生の声

講師の言葉に励まされ完走
半年前の自分の訳文から成長を実感しました

フェローのいくつかの通学講座でお世話になった後、夫の海外転勤が決まり、私も日本を離れることになったのですが、通信講座で勉強を続けられるのはとてもありがたいことでした。加賀山先生の講座の課題は、二つの短編を最初から最後まで訳すことでした。二作とも魅力的な作品で、楽しく取り組むことができましたが、もちろんそれだけではなく、毎回、訳しにくい箇所がいくつもありました。特に二作目は、一文一文時間をかけて読み解かないといけないような作品でしたが、「最後まで訳せば、今後むずかしい仕事に当たったときに『あのときのあれよりは』と思えるはず」という先生のお言葉に励まされ、完走することができました。添削していただく中で、「訳は丁寧だがもっと自由に意訳してよい」とご指摘いただき、知らず知らずのうちに、自分の解釈の正しさをアピールするような自分本位の訳文になっていたことに気がつきました。改めて原文と先生の訳例を比較してみて、読者が楽しくすいすいと読み進められるように書くことの大切さが身にしみました。すべて提出し終えてから、第一回提出時の自分の訳文を読んでみると、あまりに不自然で笑ってしまうような出来でした。ということは、少しは成長できたのかな、と思います。加賀山先生の講座は次回もまた受講できればと考えています。


海外在住/40代/女性

講座最大のメリットはプロの講師による添削指導
添削された訳文は今後も活用できる大切な財産です

以前は通学講座を受講していましたが、仕事の都合で通う時間を取れなくなり、通信講座を探していたところ、分野が一番興味のある「ミステリー」で、講師が加賀山先生とあったので受講を申し込みました。私の悩みは文章に説明が多く冗長になるクセだったので、先生のシャープな翻訳を少しでも吸収できたら、という思いがありました。実際に、先生に添削いただいた後の訳文は、元の表現を残しつつも無駄がそぎ落とされ、すっきりした文章になっていて驚きました。もちろん、先生の訳例はさらにスマートに仕上がっていたので、目標として繰り返し読みました。課題の原文はてごわいものでしたが、だんだんと訳しながら自分の悪いクセを意識して抑えられるようになり、「スムーズに訳せている」という評価をいただけたときは本当にうれしく、自信がわきました。
また、毎回添削結果とともに課題範囲のポイントを取り上げた講評が配られ、アメリカ人の会話らしくするために「です・ます」を多用しない、一人称の探偵小説に付き物の誇張表現は、イメージしやすい表現にアレンジするといった、この分野ならではのテクニックも学ぶことができました。
繰り返しになりますが、この講座の最大のメリットは、なんといっても全訳文をプロの先生に見ていただき、丁寧に添削していただけることだと思います。添削していただいた訳文は、今後も見返して活用できる、大切な財産になりました。


埼玉県在住/30代/女性
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