「ナレーション翻訳の場合は、話し言葉として、耳で聞いてすんなりと内容が理解できるかが重要になってきます。例えば同音異義語がある言葉は、音だけでは誤解を招きやすいので、使うときは注意が必要です。それから画面が映っている時間の長さにおさまる分量にする、いわゆる尺あわせも大事です。いっぽう字幕翻訳の場合は、英語から日本語に翻訳すると分量が増えてしまうため盛り込める情報量を絞らないといけません。そのため、原語の情報をどう取捨選択するかという判断が重要になるでしょう。そしてどちらの場合も、原文に忠実に訳すだけでは実用性に欠けることがあるので、日本のユーザーを意識した柔軟なアレンジ力が求められると思います」 |