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2017年10月5日カテゴリ:インタビュー

機械翻訳の国際カンファレンスに参加しました

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9月18日〜22日の5日間、Machine Translationサミットという国際カンファレンスが名古屋大学で開催されました。
機械翻訳に関する研究発表、講演、パネルディスカッションが行われるこのイベント、日本での開催は1993年以来24年ぶりとのことので、参加しない手はない! と、勇んで行ってきました。


なかでも印象に残ったのは、元アメリカ機械翻訳協会会長で、現在はLinkedIn社のMike Dillinger氏による講演。
機械翻訳が進化したことで、翻訳の需要は増えているとのこと。LinkedIn USAでは2005年から2016年までの間に翻訳予算が2倍、翻訳者の数は1.5倍に増加とのお話でした。
「機械翻訳が進化しても人の手による翻訳はなくならない、なぜなら機械はニュアンスを解さないから」という言葉が、機械翻訳業界をけん引してきた方の口から聴けたのは収穫でした。

Google翻訳により注目を集めるニューラル機械翻訳については、様々なセッションで扱われていましたが、ニューラル翻訳は流暢だが法則性が無いためエラーの出方が予測不可能という弱点が指摘されていること、従来型の機械翻訳のほうがPost Edit(機械翻訳後に必要な編集。翻訳者が行うケースもある)がしやすくビジネス用途では好まれる傾向がある、など、クライアント側の意向も知ることができ、興味深かったです。

フェローはこれからも機械翻訳の動向を追いながら、時代に求められる翻訳者を育成していきます。


室田 陽子(むろた ようこ)
東京都港区にある、翻訳の専門校フェロー・アカデミー理事長。

フェロー・アカデミー(株式会社アメリア・ネットワーク)とは
翻訳の3大分野といわれる実務・出版・映像の各分野を通学講座・通信講座の両方で用意。多彩なラインナップで初心者でも着実にプロを目指すことができる。日本で唯一の全日制コースも備えている。 同社が運営する翻訳者ネットワーク「アメリア」には約550社の翻訳関連会社が登録しており、翻訳者、翻訳学習者に仕事のチャンスを幅広く提供している。



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