大学卒業後、総合療育センター、外資系医療機器メーカー、大学勤務を経てフェロー・アカデミーに入学。 翻訳、下訳、リーディングなどの仕事を手がけながら、文芸翻訳の学習も続けている。 訳書に『ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ! ねらわれた宝と7つの暗号?糎韻佞靴??儡?』 (共訳/朝日出版社) 『歌うネアンデルタール』(早川書房)ほか。

まずはメディカル分野で仕事を始め、その後、文芸翻訳家デビュー!
 
「翻訳」という仕事を強く意識したのは大学で助手をしていた頃。専門書を共訳したのがきっかけです。調べものをしながらの翻訳作業はわくわくした反面、印刷物になってから読み返すと不満の残る部分もありました。本格的に翻訳の学習をはじめようと思ったのはそんなときです。

「フリーランスコース」を選んだのは、3ヵ月という短期間でいろんな分野の翻訳が学べ、内容が凝縮されている印象を受けたから。実際、授業の満足度は予想以上で、新たに「児童文芸」という心ひかれる分野を知ることができたのも大きな収穫でした。

コースの終了が近づき、さて次はと考えたとき、以前勤めていた医療機器メーカーから仕事をいただいていたこともあり、その仕事に直結する実務実践「メディカル」を受講することにしました。さらにゼミに進級する頃、児童文学への想いも捨てきれなくて、文芸実践の「児童文芸」も併学することになります。メディカルは仕事、児童文芸はいつか訳書が出せたら……という遠い将来のあこがれで、わたしの中ではバランスが取れていたんです。

こだまともこ先生の「児童文芸」の授業は、お話を聞いているだけで豊かな気持ちになります。はじめての文芸翻訳のお仕事も先生からの紹介でした。 その後、越前敏弥先生の講座を受講したのが縁で、『ダ・ヴィンチ・コード』関連の児童書を共訳させていただきました。

学校に通うメリットは、なんといってもいろんなつながりができることだと思います。尊敬できる先生、助け合える仲間……。今後もこの"縁"を大切にしながら文芸翻訳の仕事を続けていきたいです。
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