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- 翻訳業界で活躍する受講生
- 熊谷玲美さん

受講生インタビュー
Webニュースの記事翻訳とノンフィクション書籍の翻訳で活躍
職場で論文抄訳やレターの翻訳をしていたため、「一度はきちんと学ぼう」と考え、通学 実務翻訳コース「IT・テクニカル」を受講しました。どこにどんなニーズがあり、どういう仕事があるのかを知ることができました。また実務翻訳と並行して、通学 出版翻訳コース「ポピュラーサイエンス」も3年弱受講しました。講師である斉藤先生の紹介で本格的な出版翻訳の仕事もスタート。現在はWebニュースの記事翻訳とノンフィクション書籍の翻訳という2つの仕事を手がけています。
IT関係のWebニュース記事を訳す仕事を週1回のペースでこなしながら、ノンフィクション書籍の翻訳をしています。訳した翌日にも公開される記事翻訳では、新しい情報にたくさん触れられるのが楽しいですね。
一方の出版翻訳には、1つのテーマを掘り下げる充実感、自分の名前で本を出せる大きな満足感があります。その意味では、それぞれにないものを補完し合っている関係です。
大学院で地球物理学を学びましたが、斉藤隆央先生の「ポピュラーサイエンス」の授業を通して、ほかの科学分野にも対応できる柔軟な姿勢を身に付けることができました。ほかにも自分の関心に沿って様々な講座を受けましたが、ジャンル特有のノウハウからプロとしての姿勢まで、学んだことがすべて仕事に役立っています。今後はサイエンス系のWeb翻訳や、書籍だけでなく雑誌翻訳もやってみたいです。
分野間の境界が曖昧になり、メディアの形も多様化しているので、様々な翻訳の仕事が生まれています。核となる分野を持った上でいろいろと挑戦してみると、面白い仕事に出会えるのではないかと思います。