松井貴司さん
高校生の頃ニュージーランドに交換留学生として10か月間滞在。外語大学の英米語学科卒業後、学習塾で英語教師として働く。退職後カレッジコースに入学。修了後、医療翻訳会社ジョッブスに入社。
英語が好きで、ずっと勉強し続けることができる職業はなんだろうと考えたとき、翻訳の仕事に辿り着きました。早く翻訳の道で働きたいという思いもあり、1年間で集中的に翻訳のことが学べるフェローに入学を決めました。
カレッジコースでは、講師やクラスメイトと交流したり、競い合ったりできるところがとてもよかったです。講師の方々から仕事の体験談なども聞けて、大変参考になりました。自習室のパソコンルームで、他の人の調べ物の仕方をみて、その技をまねすることもありました。通学して得られることはいっぱいありましたね。
実務翻訳の道に進んだのは、実務の授業で最初は「日本語がつたない」と言われていた訳文が、最後には「松井くんのが一番いい」と褒められたことがきっかけです。プロの方から褒められたことは、大きな自信になりました。
現在は、医療翻訳会社から大手製薬会社に出向して、厚生労働省に薬の副作用を報告する文書の翻訳をしています。今まで医療関係の知識がなかったので、最初は不安がありましたが、課題で自信がついていたので、不安はすぐに消えました。また、カレッジコースで学んだ「きちんと調べて正確に訳す」という翻訳者としてのマナーも仕事で大いに役立っていて、よい緊張感をもって仕事に臨めています。
カレッジコース(通学)