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- 翻訳業界で活躍する受講生
- 根岸亜都子さん

受講生インタビュー
受講開始から1年後に 翻訳者としての第一歩を踏み出しました
学生時代の大半を海外で過ごしたため英語は生活の一部でした。銀行勤務が20年に達したとき、年齢に関係なく続けられる翻訳者への転身を決意しました。
ジャンルを幅広く学べる点に惹かれて通学 総合翻訳科「ベーシック3コース」受講。論理的思考の大切さを説く豊田憲子先生(「実務基礎」)に感銘を受けました。
修了後は、実務翻訳コース 中級「経済・金融」を受講しました。マクロ経済を中心に学び、銀行員時代に培った専門知識を整理。新しい視野で金融・経済を捉え直すことができました。
現在は翻訳会社3社に登録。金融・ビジネス・経済分野の英訳と和訳を手がけています。
初仕事は海外進出企業向けのチェックリストの英訳でしたが、時間管理から訳文の良し悪しの判断まで、自分しか頼れないというのは初めての経験。フリーランスで働くことの大変さを痛感しました。作業の3分の1は調べ物に費やしますが、知らなかったことを知ることで新たな世界が開けていくのが楽しいですね。翻訳は自分の中の引き出しを増やすことができる貴重な機会となっています。
「ベーシック3コース」での豊田先生の授業を通じて実務翻訳の奥深さを学ぶことができました。「最後に問われるのは人間としての総合力」という先生の言葉を忘れず、広い視野を持って自分の可能性を探っていきたいです。クライアントに頼られる、息の長い翻訳者になれたらと思っています。
不安になったら、とりあえずできることをやってみる。そうすることで、可能性が広がっていくのだと思います。また「知らない」は「知るきっかけ」になります。前向きにそして何よりも翻訳を楽しむことを大切にしてください。