坂井大剛さん

カレッジコース映像企業勤務

大学卒業後、スポーツジムで水泳のインストラクターの仕事をするうち、翻訳の学習に興味を持ってカレッジコースへ入学。まずフリーランスの映像翻訳者として活動したのち、スポーツ番組の日本語版制作を多く手がけるルミエールに入社。翻訳者のコーディネートや字幕の品質管理に携わっている。

受講生インタビュー

フリーの翻訳者を経て映像翻訳会社に就職

カレッジコースで分野特有の訳し方と、分野に関係なく共通する考え方との両方を理解できた
ジムのインストラクターの仕事をするうちに違う世界を覗いてみたくなり、もともと英語や映画、読書が好きだったことから翻訳を勉強してみようと思いました。フェローを選んだのは、伝統と実績があり、さまざまな分野の現役翻訳者の方が講師をしているから。先生方のお話を聞く機会が多ければ、学べることも多いだろうと考えてのことでした。

カレッジコースで勉強してよかったと思うのは、分野特有の訳し方と、分野に関係なく共通する考え方との両方を理解できたことです。映像翻訳の授業で学んだ「話の筋を見極め、その流れを考えて訳す」という教え、そしてどのクラスの先生もおっしゃっていた「訳文は一度寝かせなさい」「1つ1つの単語に込められた意図を考えなさい」というアドバイスは、仕事を始めてからも意識しています。

今の仕事のやりがいは、番組のファンが字幕を喜んでくれることと
登録翻訳者の方のレベルが上がっていくこと

入学後半年くらいでなんとなく映像翻訳に関われたらいいなと思えてきました。3分野を学んでみて、自分の好きな文章のスタイルが字幕のすっきりした文章に一番近いと気づけたからかもしれません。コース修了まぎわに映像翻訳会社が主催する翻訳コンテストに応募したところ、最優秀賞をいただき、フリーランスの登録翻訳者としてドラマ、ドキュメンタリー、企業の社内用映像などを手がけるようになりました。その後、1社との契約では不安だったので、アメリア経由で現在の就業先であるルミエールにも応募しフリーランスとして仕事を受注しているうちに、社員として働かないかとお声がかかり、今に至ります。

仕事に必要なノウハウは、新人向け研修に加え、実際の業務でも先輩の皆さんが手厚くサポートしてくれるため、自然と覚えることができました。とはいえまだ至らない部分も多く、早く一人前になるべく勉強の毎日です。

ルミエールはアメリカンプロレス(WWE)をはじめとするスポーツ番組の日本語版を制作する会社で、自分の主な業務は登録翻訳者のコーディネート、スケジュール管理、字幕原稿の品質管理です。やりがいは主に2つ。自分が面白いと思って作った字幕を番組のファンが喜んでくれること。そして原稿のフィードバックや勉強会などを通して登録翻訳者の方のレベルが上がっていくことです。

今の会社で翻訳者の登録を決めるトライアルの原稿もたくさん見てきましたが、よい翻訳者の条件とは客観性を持っていることだと思います。クライアントが求めている翻訳と自分のスタイルとを比較して、乖離を埋められるかどうかが成功の秘訣なのかもしれません。カレッジコース最大のメリットは先生やほかの受講生の訳に触れられることだと思うので、客観性を意識できれば、独学よりもメキメキと実力がつくはずです。

坂井大剛さんが受講した講座(通学)

カレッジコース

実務翻訳 出版翻訳 映像翻訳
開講日
年1回(4月)
期間
週5日/1年
受付開始日
11/25
  • 実務翻訳
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳