竹内英二さん

小中学校教員、教育委員会職員として35 年働き、58歳で退職。2013年4月にフェロー・アカデミーに入学し、「翻訳入門」「実務基礎」「IT・テクニカル」を修了し、現在「IT・テクニカルゼミ」受講中。長野県在住。

修了生インタビュー

通学1年半でトライアルに合格。これからが本当のスタートです

長野在住の竹内英二さんが「翻訳をやってみたい」と思ったのは、長年の教職員生活にピリオドを打った58歳のとき。若い頃から英語とパソコンが好きで、「その2つに関わる何かがしたかった」という。東京のスクールに通うには往復6時間かかるため、当初は二の足を踏んだが、翻訳関連の情報誌を読んで意を決したそうだ。「翻訳者の方たちがさまざまな道を経てプロになったことを知り、自分もやれるんじゃないかと思ったんですね。みなさんの翻訳に賭ける意気込みにも大いに鼓舞されました」

入門から専門分野へと枝分かれしていくコース体系に惹かれてフェロー・アカデミーを選び、2013年4月「翻訳入門」を受講。文法に基づいて原文を解釈し、「過不足なく正確に訳すことの大切さ」を学んだ。続く「実務基礎」では、実務分野でよく使われる動詞表現の訳し方を習得。両講座を通じて、日本語の大切さも深く理解することとなった。「どちらの先生も言葉に厳しかった。おかげで辞書を引く習慣がつき、訳文を練ることに面白みを感じるようになりました」

先生方は素晴らしく仲間の存在が嬉しい
パソコンが好きだったため、その知識を活かそうと、中級講座は「IT・テクニカル」を選択。技術背景を調べ、複雑な英文を必死に読み解いて課題を訳し、授業に臨んだ。「予習をしておくと、先生の解説がとても良くわかる。わかってくると、もっと訳したくなる。勉強するのが楽しく、力が付いているのを実感できました」

講師にも実力を認められ、2014年秋には「アメリア」のクラウン会員に推薦された。「実務経験者と同等の力がある」というお墨付きを得たことから、翻訳会社のトライアルに挑戦したところ3社に合格した。だがそれに満足することなく、現在も上級の「IT・テクニカルゼミ」で勉強中。いつ仕事を頼まれてもいいよう、スキルの研鑽に励んでいる。

「先生方が素晴らしく、その訳文はいいお手本になります。仕事も年齢も異なる仲間たちと親交を深め、刺激を与え合いながら学べるのもいいですね。翻訳者としてまだスタートラインに立ったばかりですが、フェローで学んでいることを仕事に活かせるよう、しっかり準備しておこうと思います」

『通訳翻訳ジャーナル SPRING 2015』(イカロス出版発行)より転載
(Text 金田修宏  Photo 今野光)

竹内英二さんが受講した講座(通学)

翻訳入門(1)

期間
2019/4/16~2019/8/27(火曜・毎週×17回)

初級出版基礎(1)

出版翻訳
期間
2019/4/16~2019/8/27(火曜・毎週×18回)
  • 出版翻訳

中級IT・マーケティング

実務翻訳
期間
2019/4/13~2019/9/7(土曜・毎週×18回)
  • 実務翻訳

上級IT・マーケティングゼミ

実務翻訳
期間
2019/4/9~2019/8/20(火曜・隔週×10回)
  • 実務翻訳