マスターコース
コージーミステリー

※お申込みを締切ました

キャラクターを魅力的に描き、読者が作品を楽しめる日本語づくりを目指す

  • 翻訳には、日本で一番目の読者として物語を作りあげていく喜びがあります。と同時に、ちょっとした言葉の使い方で作品全体の雰囲気や登場人物のキャラクターが変わってくるので、翻訳者は責任重大です。作品を正確に読みこみ、魅力的な登場人物像をいっしょに作っていきましょう。
    教材はコージーミステリーを使用します。コージーミステリーは、主人公のキャラクターで作風が決まるといっても過言ではありません。
    今期は50代の女性アガサ・レーズンを主人公にしたイギリスのコッツウォルズを舞台にしたシリーズ作品を訳していく予定です(原書房コージーブックスよりすでに10巻まで「英国ちいさな村の謎シリーズ」として刊行中です)。口は悪いし、わがままな部分もあるけれど、やさしくピュアで繊細な部分も持ち合わせ、恋にはとても不器用なアガサの物語は毎回にやりとさせられる場面がたくさんあります。毎回原文で3~4ページ前後を課題にする予定です。いっしょに楽しく勉強していきましょう。

■講師

羽田 詩津子 出版翻訳家。主な訳書に『アガサ・レーズンの不運な原稿』(原書房)、『〈協定〉』『アクロイド殺し』『猫的感覚』(早川書房)、『歴史の証人ホテル・リッツ』(東京創元社)、『夜の動物園』『ハイド』(KADOKAWA)、『毒親の棄て方』(新潮社)など多数。著書に『猫はキッチンで奮闘する』(早川書房)。

  • クラウン推薦対象ジャンル

  • 受講期間

    2018年11月~2019年4月

  • スクーリング日

    2019年5月18日(土)

  • 申込期間

    2018年9月3日(月)~10月1日(月)正午

  • 選抜課題提出締切

    2018年10月1日(月)正午

  • 合否発表

    2018年10月16日(火)

  • 提出・返却方法

    提出:受講生専用Webサイト「マイページ」より課題をご提出いただきます。
    返却:「マイページ」から添削結果と解説/訳例をダウンロードしていただきます。
    ※受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。

修了生の声

受講生全員の訳を場面ごとに取り上げた講評で、
自分の訳文を客観視できたのがよかったです

出版翻訳講座を終えた後1年近くは翻訳から遠ざかっていました。勉強を再開しようとした時期に、大好きだったコージーミステリー講座の募集がちょうど始まっていたので迷わず受講することにしました。
私の場合、訳抜けは絶対にダメだという気持ちから、とにかくあるだけの情報を取り込んで訳そうという思いが強すぎて非常にくどい文章になってしまうのですが、羽田先生からは「全ての情報を盛り込まず、何を言わんとしているかだけを描写する」というアドバイスをいただきました。英文の具体的な箇所について、「このあたりは流す感じでいいのでは」というご指摘がわかりやすかったです。
各回の課題講評では、受講生全員の訳例を場面ごとに取り上げて紹介してくださり、他の受講生の訳文を参考にすることができました。ほかの方のうまい表現や言葉の選び方を知ることで、自分の訳文を客観視できたのはよかったと思います。
受講中はうまく訳せなくて落ち込むこともあったのですが、終えてみてますます翻訳が面白くなってきました。自分に必要な知識、今すぐに取り組むべきことが見えてきて、私にとってはマスターコースが翻訳修業の本当のスタートなのだと実感しています。

大阪府在住/50代/女性

添削指導をとおして、想像力をふくらませて原文を読み、
その場にふさわしい訳文にしていく力が身につきました

以前、羽田先生翻訳の『アクロイド殺し』を読んで、鮮やかな謎解きとウイットに富んだ会話が印象に残っていました。その羽田先生の講座を受講できるということで、ダメもとで選抜試験を受けたところ、なんとギリギリで合格することができました。
課題の作品はこれから出版されるシリーズもので、毎回ワクワクしながら読んでいました。誤訳して落ち込むことも多かったですが、それでも「とてもいいところがいっぱいある。誤訳が少しあるが、そこをクリアできるとレベルアップする」等、先生のアドバイスがとても励みになりました。6回の添削指導を通して、想像力をふくらませて原文を読み、その場にふさわしい訳文にしていくことが身についてきたのではないかと思っています。最後の課題のコメントでは「かなり上達した」とあり、うれしかったです。
また先生の近況や解説を読むのも楽しみで、最後にスクーリングでお会いできた時は感激でした。スクーリングではその場で課題を与えられ、訳文ができた人からホワイトボードに書きだしていくというスタイルで、訳すスピードの重要性を思い知らされる内容でした。スピードに慣れるには、先生がおっしゃるように原書の多読だと実感しました。お会いするととても気さくな先生で、どんな質問にも答えてくださるので、私ももっと積極的にお話すればよかったと、それだけが少し心残りです。

埼玉県在住/50代/女性
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