マスターコース
ルポルタージュ

事実を正確に訳すための調査力と、
読者を惹きこむ表現力を鍛える

  • 本講座では、人々の体験や心理をドラマチックに描写したエンタテインメント性の強いノンフィクション(ルポルタージュ)を翻訳し、読者を引きこむ表現力を学んでいきます。1回あたりの課題量は1~1.5ページくらいです。

    今回の課題文は『フェイスブックは私たちを孤独にしているのか?』。人と人とをつなぐはずのSNSがかえって人々の孤独を増大させているのではないか、と疑問を投げかけるノンフィクション記事です。

    ていねいに調べて正しく原文を理解し、それを過不足なく、わかりやすい正しい日本語に訳す。文脈や場面に則した効果的な表現を工夫する。この二点をいつも念頭において課題に取り組んでいきましょう。

    「ナショナルジオグラフィック」「ディスカバリーチャンネル」の世界に関心がある人はぜひ挑戦してください。ご応募、お待ちしています。
  • 河野純治先生の翻訳作品

■講師

河野 純治 出版翻訳家。『悪魔の日記を追え FBI捜査官とローゼンベルク日記』(柏書房)、『不屈 盲目の人権活動家 陳光誠の闘い』(白水社)、『中国安全保障全史』(みすず書房)、『イスラエル秘密外交』(新潮文庫)、『ピュリツァー賞 受賞写真 全記録』(日経ナショナルジオグラフィック社)、『ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか』(光文社)など訳書多数。

  • クラウン推薦対象ジャンル

  • 受講期間

    2018年8月~2019年1月

  • スクーリング日

    2019年2月16日(土)または23日(土)

  • 申込期間

    2018年6月1日(金)~7月2日(月)正午

  • 選抜課題提出締切

    2018年7月2日(月)正午

  • 合否発表

    2018年7月17日(火)

  • 提出・返却方法

    提出:受講生専用Webサイト「マイページ」より課題をご提出いただきます。
    返却:「マイページ」から添削結果と解説/訳例をダウンロードしていただきます。
    ※受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。

修了生の声

講座で気づき、学んだことは
実務翻訳をする中でも確実に生かせています

実務翻訳で受注をいただきながらも、自分では気づかないクセやミスを第三者の目でチェックしてもらう機会がほしいと思っていました。また、実務とはいえ、心に響くような訳文が求められることもあり、文書の目的や対象読者はもちろん、もっと著者の気持ちに寄り添えるような訳ができたらと思っていました。そんなときに、事実と伝えたい気持ちとを併せ持つ「ルポルタージュ」の講座は、まさに渡りに船のチャンスでした。
ふたを開けてみれば、自分では気づかなかった訳出の悪いクセ、文法のちょっとしたミスなどが思っていた以上にありました。時には自分の至らなさに落ち込むこともありましたが、河野先生の添削はとてもわかりやすく、欠点を修正することができました。先生のコメントに添えられた短いけれどあたたかい言葉にはいつも励まされていました。
講座で気づき、学んだことは実務翻訳をする中で確実に生かせていると思います。たとえば、先日受注した患者さんの手記では、以前より気持ちに寄り添えた実感がありました。
「いつかはノンフィクションも」という、あきらめかけていたプランも復活しました。今後は、河野先生のように著者の気持ちをどこまでも忠実に伝えられるような翻訳者になれるよう、まだまだ精進していかなければと思っています。先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

兵庫県在住/50代/女性

翻訳には新しい知識に触れる楽しさがあることを
改めて認識した半年間でした

辞書を引きながら英字新聞や雑誌を読むのが好きで、いつかは翻訳を仕事にしたいと考えるようになっていた頃、締め切り直前にマスターコース「ルポルタージュ」の募集を知り応募しました。
翻訳の講座を受講するのはこれが初めてだったこともあり、毎回の添削結果に添えられている先生のコメントを読んでは、なかなか進歩しないもどかしさを感じていました。辞書にこう書いてある、文法的にはこうなるはずという、自分の思い込みばかりが先に立ち、できあがった和文を読む読者の視点に欠けていたことに講座の終盤で気がつきました。最後の添削では「進歩の跡が認められる」とのコメントをいただくことができましたが、A判定はついにいただけずに終わってしまい、いつかきっとと思っています。
ノンフィクション作品に限らず翻訳という作業は様々な話題が登場して下調べが大変ですが、それ以上に、新しい知識に触れる楽しさがあることを改めて認識した半年間でした。スクーリングでは質疑応答に丁寧にお答えいただけて、辞書の選び方や、自分の翻訳文を可愛がりすぎてはいけないとの貴重な指摘をいただき、大変参考になりました。

東京都在住/50代/男性
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