マスターコース
ラブストーリーズ

※お申込みを締切ました

世界で多くの女性読者を獲得している期待のジャンル。
女性目線で繊細に描写する力を身につける

  • ここ数年、「フィフティ・シェイズ」シリーズの大ヒットを皮切りに「女性向けエロティカ」が各出版社から続々と刊行されています。
    「女性向けエロティカ」とは、女性のために書かれた「女性目線の小説」です。これは難しく言うと「女性を一方的な受動者として描いていない小説」、簡単にいうなら「女性が読んでも不快にならない小説」といったところでしょうか。こうした動きとほぼ並んで登場したのがM/Mと呼ばれる男性同士のロマンス小説です。日本にはもともとBL(ボーイズラブ)と呼ばれるジャンルがありますが、ジョシュ・ラニヨンをはじめとする代表的M/Mでは性描写よりも、人と人との関係性や繊細な感情描写に重点がおかれています。作品に流れる独特の「優しさ」とソフトな語り口はむしろ従来のロマンス小説にも共通するもので、米国でも日本でも、男女の性差を超えて多くの読者を獲得してきました。
    「女性向けエロティカ」「M/M」といった、女性にも目配りのされた作品はその繊細な表現で女性翻訳者のニーズが高いジャンルでもあります。本講座ではそれらの作品をテキストとして、ラブシーンはもとより、恋愛感情のケミストリーをいかに読者の心に届けるかを重点に、女性目線の作品だからこそ必要な翻訳ノウハウを徹底的にお教えします。ラブシーンを訳すのは苦手、もしくはロマンス翻訳のボキャブラリーの不足に悩む方にもお薦めです。
    またスクーリングでは個別にガイダンスを行い、直接お話しすることで、受講生一人ひとりのお悩みの解決を手助けします。

■講師

柿沼 瑛子 出版翻訳家。『キャロル』『リプリーをまねた少年』(河出書房新社)、『わが愛しのホームズ』(新書館)、『聖なる槍に導かれ』『闇の王子と求め合って』『悪しき妖精たちの吐息』『妖しき悪魔の抱擁』(ヴィレッジ・ブックス)、『性の悩み、セックスで解決します』(イースト・プレス)、『未来に羽ばたく三つの愛』『今甦る運命の熱い絆』「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズ(扶桑社)、『滅亡の暗号』(新潮社)など訳書多数。

  • クラウン推薦対象ジャンル

  • 受講期間

    2019年1月~2019年6月

  • スクーリング日

    2019年7月13日(土)または20日(土)

  • 申込期間

    2018年11月1日(木)~12月3日(月)正午

  • 選抜課題提出締切

    2018年12月3日(月)正午

  • 合否発表

    2018年12月17日(月)

  • 提出・返却方法

    提出:受講生専用Webサイト「マイページ」より課題をご提出いただきます。
    返却:「マイページ」から添削結果と解説/訳例をダウンロードしていただきます。
    ※受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。

修了生の声

個別ガイダンスでの一対一のアドバイスから、
編集者へ紹介する機会をいただきました

マスターコースの受講は二回目でした。一回目の受講の際は前半で多量の指導をいただき、学び足りない思いが残ったため今回の受講を決めました。
自然に読める日本語に訳すこと、すんなりと場面が想像できるような文章を心がけること、読者の心の流れを切らないことを目標に、四角四面には訳さないつもりで受講したこともあり、とても楽しかったです。ときには「やりすぎ」との指導もありましたが、「この匙加減はプロにもとても難しいです」「あなたならできるはず」と、指導だけでなく励ましの言葉をいただきながらの半年間でした。返却課題には他の受講生の訳例は少なめでしたが、先生の訳例と、表現の理由が詳しく書いてありました。
スクーリングでは、訳文の意味だけでなく、ロマンス小説にふさわしい表現をしているか、全体としてとらえた時に読めるものになっているか、一翻訳者として通用するか、ということも含め指導していただきました。辞書や翻訳ツール、勉強を続ける上での参考資料や参考図書だけでなく、今後独り立ちするためにはどういった方法があるかということまで教えていただき、職業としての翻訳を考えるうえでとても参考になりました。
また、スクーリングの際の個別ガイダンスでは、一対一で先生にアドバイスいただき、今度、編集者の方をご紹介していただく機会もつくっていただきました。
今は柿沼先生の助言をうけ、出版社とのつながりを持つための土台として、リーディングの講座を受講しています。

静岡県在住/40代/女性

表現の幅を広げるため初めてロマンスの翻訳に挑戦。
この講座を通じて、ロマンスを訳す面白さを知りました

他の出版分野の翻訳を学んだことはあったものの、ロマンスは未経験でした。好奇心も手伝って表現の幅を広げるために受講を決めました。
本来ロマンス小説は読みやすいものですが、だからこそ訳すとなると難しいものです。特に肝となるラブシーンを訳すのは初めてで悩みました。先生は私の拙い訳に的確なご指摘を下さり、「こう訳すのか!」と毎回新鮮な発見がありました。課題はぎりぎりまで手直しし、質問もたくさんしました。その度に丁寧な回答を下さり、ロマンスを訳す上で大切な女性目線を意識した表現、きめ細やかな描写など、もりだくさんの指導をして下さいました。
スクーリングでも親身にアドバイスをして頂きました。このコースを通じて、ロマンスを訳す面白さを知りました。いつか読者が楽しめる翻訳ができるように、これからも勉強を続けたいと思っています。

神奈川県在住/50代/女性
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