マスターコース「メディカル」

高度な知識と翻訳スキルが求められる臨床研究論文の翻訳を通して、内容読解力と読み手を意識した表現力を習得します。

講座のポイント

  • 課題は「朝食」をテーマにした2本の臨床研究論文
  • 研究デザインや統計解析に関する記述を理解する力を強化

コース概要

講座名
マスターコース「メディカル」
受講期間
2020/4/1~2020/9/30(6ヵ月)
受講料
89,100円(税込)
試験について
【申込期間】2/3正午~3/2正午
【提出期限】3/2正午必着
【合否発表】3/16 ※合格者には同日、教材と受講料のご案内を送付します。
添削
6回/月1回(固定スケジュール/担当講師による指導)
修了規定
4課題提出で修了証書を発行
学習サポート
<復習サポートシステム「Q&A」>
返却された添削結果やアドバイスについて分からない点があった場合、マイページから質問することができます。
<スクーリング>
受講期間中1回、担当講師によるスクーリングを行います。
スクーリング
2020/6/20
留意事項
・課題の提出と添削結果の受け取りには受講生専用サイト「マイページ」を利用していただきます(郵送での提出受付、返却は行っておりません)。
・受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWordファイルに対応したソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。

「アメリア」クラウン会員に推薦

講師から「仕事で通用する実力がある」と認められた受講生は、翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員に推薦され仕事のチャンスが拡大します。
クラウン推薦分野:メディカル

学習内容

プロの入口「マスターコース」

「マスターコース」は“プロの入り口”となる上級コース。現役で活躍する、各ジャンルのエキスパート翻訳者の添削指導のもと、すぐに現場で通用する実践的な翻訳力を習得します。

マスターコースの特徴は、その多彩なラインナップ。実務分野は、IT、メディカル、ビジネス英訳。出版分野は、ヤングアダルト、ルポルタージュ、ミステリー。映像分野は吹替・字幕、ドキュメンタリーなど、ジャンルを絞って必要なスキルを強化できます。

また優秀な成績を修めると、講師から翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員へ推薦され、仕事獲得のチャンスが格段に広がります。

マスターコース「メディカル」の内容

医療関連の知識や語彙を含む、幅広く総合的な力が求められるのが、臨床研究論文の翻訳です。臨床研究には、治験のほかに臨床試験、症例報告や観察研究などがあり、研究デザインも、治験で一般的なランダム化比較試験だけではありません。
この講座では、主要臨床医学雑誌に掲載された原著論文2本を課題として取り上げます。両論文には共通するテーマがあり、毎回の課題量は、1本目の論文が600ワード前後、2本目は1000ワード前後です。評価に際しては、論文で述べられている研究方法や結果を理解できているか、適切な医学用語で読み手を意識した表現ができているかを重視します。翻訳を通して、全体の構成を理解し、著者の意図を考察する力を身につけてください。
また医学論文の読解と翻訳には、英語力の他に医学と統計学の基礎知識が必要です。研究デザインや統計解析に関する記述に苦手意識がある方にとっては、レベルアップのための突破口になるかもしれません。メディカル翻訳の学習・仕事経験のある方、臨床研究論文を通読して翻訳する力を習得したい方におすすめの講座です。

予定カリキュラム

第1回:論文① 抄録・緒言の表現
第2回:論文① 研究方法の表現
第3回:論文① 研究結果の表現
第4回:論文① 考察の表現
第5回:論文② 抄録・緒言・研究方法の表現
第6回:論文② 研究結果・考察の表現

身につくスキル

・臨床研究論文を訳す際に参照すべき資料を把握できる
・臨床研究論文にふさわしい用語や表現を選択できるようになる
・当該論文の研究デザインと研究の全体像を理解することができる
・英語と日本語の違いを意識し、直訳から一歩進んだ訳文を作成できる

担当講師

西村 多寿子
Tazuko Nishimura

医療翻訳者・ライター。プレミアム医学英語教育事務所代表。外資系製薬会社、総合病院、産業保健分野での実務経験を経て独立。日経メディカルオンラインに掲載する新着文献紹介記事や英語学習記事を執筆。主な翻訳作品に『生命倫理を考える~終わりのない7編の物語』(丸善DVD・共訳)。

講師からのメッセージ

論文の科学的根拠を支えているのは、研究デザインと統計解析です。研究者には、研究デザインを考えて、適切にデータを収集・処理する能力が不可欠ですが、翻訳者に必要なのは、研究者がまとめた統計データを含む研究成果を、正しく読んで訳す能力です。本講座では、インパクトファクターの高い臨床医学雑誌に掲載された原著論文を、緒言・研究方法・結果・考察に分けて訳していただいた後、なるべく数式を使わず概要が理解できるように解説していきます。今回は、身近な「朝食」をテーマにした論文を取り上げます。朝食は体にいいのか悪いのか、朝食を食べると太るのか痩せるのか、みなさん自身の食生活と健康を考えるきっかけになるでしょう。

受講者の声

海外在住/60代/女性

先生の適確で親身なアドバイスや励まし、詳細な講評のお蔭で、 自分に欠けているものや、医薬翻訳の真髄が見えてきました。

退職後、専門である語学を活かしたく、実務翻訳の学習を始めました。私は文系出身ですが、翻訳分野を医薬に決め、医薬専門コースを受講しました。しかし修了後の自分の力に満足できず、欠けているものを求めて受講したのが通信講座マスターコース、西村多寿子先生の「メディカル」でした。

西村先生の厳しくとも、受講生の背景・医薬知識の有無を考慮した適確で親身なアドバイスや励ましと詳細な講評のお蔭で、自分に欠けているものや、医薬翻訳の真髄が見えてきました。また他の受講生の優秀訳文からも刺激を受け、多くを学びました。医薬分野独特な言い回し、語彙のみならず、医薬翻訳の壁の高さの認識、そしてそれを乗り越える技と力こそが、私に欠けていたものでした。

日本語は母国語ですが、原文の内容・タイプに適した、正確かつ誤解を招かぬ読み易い表現の選択の難しさに終始苦しみましたが、西村先生より、翻訳者の心構え、難訳への取組み方、そして今後、翻訳者として成長していくための技と力を授かり、有意義かつ楽しく講座を修了することができました。語学力はあるが、翻訳者としての成長に、何かが欠けていると感じている方にお勧めします。

東京都在住/40代/女性

受講後、論文のトライアルに挑戦したところ無事に合格し、 定期的にお仕事をいただけるようになりました。

医薬翻訳を始めて10年になりますが、機械翻訳の台頭に危機感を持ち、分野を広げたいと考えていました。また、たまに依頼される論文の翻訳が楽しく、もっと自信を持って訳せるようになりたいと思ったことも受講のきっかけです。

仕事をしながら課題を進めるのは大変でしたが、課題の内容は興味深く、講師の先生のとても熱心で詳しい解説や他の皆さんの訳に毎回刺激を受けながら、とても楽しく進めることができました。スクーリングでは、論文の読み方だけでなく、先生のキャリアについての考え方も聞くことができ、参考になりました。

月に1回ではありますが、課題も講評・解説もなかなかのボリュームがありますので、ある程度の医薬の知識と時間の確保は必要かと思います。医薬翻訳にそれほど馴染みがない方は、基礎的な講座を受けてから、こちらのコースを受けた方が得るものが多いかなと感じます。

受講後、さっそく論文のトライアルに挑戦したところ、無事に合格し、定期的にお仕事をいただけるようになりました。半年という短い期間でしたが、当初の目的が叶い、医薬翻訳の奥深さと面白さも再確認できて、非常に満足しています。

お申込みの流れ

このコースは試験(無料)に合格された方が対象となります。
※試験の応募は無料です

STEP-1
開講月の約2ヶ月前:募集開始
ご希望の講座にWebサイトからお申込みください。
試験の課題文と提出方法についてメールでご案内します。
STEP-2
開講月の約1ヶ月前:試験課題の提出
締切日時(必着)までにご提出ください。
STEP-3
開講月の約2週間前:合否発表・教材、手続書類の発送
担当講師による判定後、合否をメールでお知らせします。
合格者には初回教材、「契約書面」と受講料のご案内を郵便もしくはメールでお送りします。
STEP-4
受講料のお支払いクレジットカード
「振込(一括)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。
「クレジットカード(VISA/Mastercard® 1回/2回/ボーナス一括)」を選択した方は、受講生専用サイト「マイページ」にログインしてカード情報をご登録ください。

お申込み後の受講の取り消しについて

「契約書面」をお受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリングオフ期間経過後は講座ごとの規定の算出方法により、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※クレジットカードのボーナス一括払いをご利用になられた場合は、決済完了後のご返金となります。