映像翻訳<吹替と字幕>

「吹替」と「字幕」のルールを踏まえて、ドラマ1本を訳し上げます。 物語全体を把握しながら観る人を作品に引きつけるセリフ作りを学びます。

こんな方にお勧めです

  • 字幕、吹替のルールを理解している方
  • 一作品とおして訳す力を身につけたい方

コース概要

受講期間
6カ月+サービス延長期間3カ月
受講料
78,000円(税込 84,240円)
添削
6回/月1回(固定スケジュール)
※担任トレーナーによる指導
教材発送
初回一斉発送
執筆講師
設楽 道夫
修了規定
全課題提出で修了証書を発行
学習サポート
<SST基本操作講習>
字幕翻訳の仕事に欠かせない字幕制作ソフト「SST」の操作講習に参加できます(無料)。
<復習サポートシステム「Q&A」>
返却された添削結果やアドバイスについて分からない点があった場合、マイページから質問することができます。
<サービス延長期間>
受講期間中に提出できない課題があった場合、サービス延長期間までご提出を受け付けます(無料)。
留意事項
・毎月25日までのお申込みで、翌月から受講スタートできます。
・課題の提出と添削結果の受け取りには受講生専用サイト「マイページ」を利用していただきます(郵送での提出受付、返却は行っておりません)。
・受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft Wordを所有し、基本操作ができることが条件となります。

学習内容

作品1本を訳し、映像翻訳の本質を習得

この講座では、30分1話完結のテレビドラマを6つのシーンに分け、「吹替」「字幕」両方の手法で訳していきます。1 本のドラマ作品を丸ごと訳す中で、登場人物の性格やストーリー展開を意識し、最後まで視聴者を惹きつける魅力的なセリフ作りを学びます。課題作品は、起承転結が明快に描かれているので、すべてのドラマ作品の翻訳に役立つ基本が学べます。

本講座の課題作品

課題作品は、30分1話完結のテレビドラマです。

【あらすじ】
アフリカで人々の生活を救うために計画されたダム建設。
動物たちの住み家が奪われていく中、ダムが次々に爆破されるテロ事件が。いったい誰が、何のために行っているのか・・・?

プロの作業手順を意識して取り組む

この講座では、「吹替」「字幕」それぞれの翻訳に必要な作業工程に沿って、課題に取り組んでいただきます。

「吹替」は、セリフとして自然であり、情報に過不足がないことに加え、演出家や声優が見て分かりやすい吹替台本になっているか、台本に必要な指示が盛り込まれているか、なども重視します。「字幕」では最終課題でハコ書きやスポッティングに取り組み、それらの重要性を理解したうえで完成度の高い字幕作りを目指します。

字幕学習支援ソフトで制作体験

当校オリジナルの字幕学習支援ソフト「EFTC」では、簡単に自分が作成した字幕を画面に表示することができます。字幕のタイミングを確かめながら、実作業を体験できます。

※Windowsのみ対応。Windows7以降のOSでは正常に動作しない可能性があります。
※受講にあたりEFTCの使用は必須ではありません。


学習の進め方①:スクリプトを参照しながら課題作品を観る

ストーリーを理解するのはもちろん、人物の相関関係やキャラクター、ドラマの盛り上がりポイントなど、作り手の視点に立ってすみずみまで見ます。

※教材映像をDVDにて配布しておりましたが、4/19以降にお申込みいただいた方より、受講生専用サイト「マイページ」にて映像ファイルをダウンロードしていただく形式に変更となりました。

送付内容
・テキスト
・字幕課題用スクリプト
・課題動画

映像翻訳<吹替と字幕>
教材サンプル

学習の進め方②:課題1を翻訳し、提出

冒頭のシーン。
主要人物が登場し、物語の核となる事件が発生。
視聴者をドラマに引き込むための重要なシーンですので細部まで気を配りながら吹替、字幕両方で翻訳しましょう。

学習の進め方③:添削結果と「解説・訳例」で復習

ストーリー展開の伏線をセリフで表現できているか、キャラクターにあったセリフ作りができているかチェック。

学習の進め方④:次の課題に挑戦

トレーナーからのフィードバックを活かして全6課題の提出を目指しましょう。

担当講師

設楽 道夫
Michio Shidara

映像翻訳家。映画『ヘンリー・フール』(吹替)、CS放送ドラマ『サンフランシスコの空の下』(字幕)など翻訳作品多数。

講師からのメッセージ

ドラマの本質が凝縮された、翻訳には最適の題材です
この講座では、30分ものの海外テレビドラマを、「字幕」、「吹替」の両方の手法で訳していきます。コマーシャル・タイムなどを除くと実質24分弱しかないドラマを6回に分けて訳すわけですから、1回分はかなり短くなります。しかし30分物のドラマも基本的に長編映画のシナリオ構成と同じルールで書かれています。長くなるにつれ余分で複雑な描写が可能になる60分もののテレビドラマや100分を超える劇場公開映画などに比べ、必要最低限の要素だけで書かれた30分ドラマこそ、ドラマの本質を勉強しながら翻訳するには最適の題材と言えるでしょう。

受講者の声

ひとつの作品を訳しきることで
自分の得意・不得意なポイントが明確になりました

仕事、子育てと勉強を両立するため、学習は一貫して通信講座にしようと考えていました。「はじめての映像翻訳」修了後、マスターコース受講に向けた下準備にと思い、「映像翻訳<吹替と字幕>」を受講しました。私は英語・翻訳の勉強自体をしたことがなかったので、「翻訳入門<ステップ18>」も同時に受講していました。勉強時間はもっぱら、仕事から帰ってきて子供を寝かしつけてからの数時間しか確保できませんでしたが、複数の課題に計画的に取り組むという点でも、時間に融通のきく通信講座を選んでよかったと思っています。
「映像翻訳<吹替と字幕>」では半年間同じ添削トレーナーが担当してくださるので、添削指導を通して自分自身に足りない部分が何なのか、しっかり把握できました。30分という短めのストーリーとはいえ、同じ作品を吹替と字幕の両方で全て訳しきるという経験はなかなかできるものではありません。私の場合、吹替の表現選びや尺合わせは概ね高評価をいただき自信がついた一方、字幕の自然に流れるような訳出が苦手で、こちらの評価はいつも「要再考」でした。ここで指導していただいた内容が、その後どこを重点的に学習すべきかの目安にもなりました。
自宅でマイペースに学習できるのが通信講座の何よりの魅力ですが、「映像翻訳<吹替と字幕>」の受講生を対象とした「SST基本操作講習」やマスターコースのスクーリングなど、学校へ伺う機会も豊富に設けられているのがフェローの通信講座の利点だと思います。遠方の方や子育て中の方であっても、より多くの情報を収集するためにもぜひそうした機会を積極的に利用されるとよいと思います。私もフェローの託児サービスを利用し講義に参加しましたが、他の受講生と学習方法について意見交換ができたり、とてもよい勉強になりました。

<橋本 有香里さん>
出産、復職を機に、好きなことを仕事にしたいと思い、映画好きから映像翻訳の学習を決意。通信講座「翻訳入門<ステップ18>」から受講を始め、「はじめての映像翻訳」、「映像翻訳<吹替と字幕>」を経て、上級「マスターコース」でさまざまな映像分野の講座を受講。2015年には講師の推薦で映像のクラウン会員に登録。現在も上級講座で積極的に翻訳スキルを磨いている。

吹替と字幕の訳し方の違いを
具体的に実感できたことが良かったです

「はじめての映像翻訳」を終え、次のステップとして「映像翻訳<吹替と字幕>」を受講しました。地方在住だったので通信講座を選びましたが、ペースをつかむのに苦労しました。それでもやり抜くことができたのは、映像翻訳者になりたいという気持ちが強かったからだと思います。
丁寧な添削指導はもちろん、課題の映像に自分の字幕を表示できる、字幕学習支援ソフトの「EFTC」を使えた点が良かったですね。模範訳がもらえるので自分の訳とじっくり見比べ次につなげることができたのも魅力でした。実際の仕事では模範訳はもらえませんので……。また、同じ素材で吹替と字幕とに訳し分けをしたことで、訳し方の違いをより具体的に実感することができました。地方にいても勉強を始められる点、気軽に受講できる点が通信講座の利点だと思います。まず始めてみて、本格的に勉強したくなったら、私のように上京して通学するのも1つの方法だと思います。

<大嶋 英嗣さん>
英語が得意だったことから英語教師に。その後、英語力を活かしたほかの仕事に就きたいと考え、映画が好きだったため映像翻訳を学び始める。フェローの通信講座「はじめての映像翻訳」「映像翻訳<吹替と字幕>」修了後、上京して通学講座「吹替・字幕」を受講。現在は、DVD作品や映画祭の字幕、「ナショジオワイルド」といったドキュメンタリー番組の吹替・ボイスオーバーなど幅広いジャンルの翻訳を手がけている。主な作品にDVD『デビル 孤高の暗殺者』(字幕)などがある。

自分では見落としがちなポイントを
様々な角度から指摘していただきました

働きながら通学講座に通っていましたが、仕事が忙しくなったため、時間の融通が利く通信講座に切り替えました。「映像翻訳<吹替と字幕>」を選んだのは、基礎講座で学んだことを掘り下げたかったからです。
課題の提出日から逆算して1日の学習量を決め、通勤時間や昼休みなどを利用してノルマをこなしました。トレーナーの方が様々な角度から自分では見落としがちなポイントを指摘してくださり、通学講座と遜色ない勉強ができたと思います。吹替は「音で理解させる」字幕なら「文字で見せる」という点を心がけましたが、同じ素材を吹替と字幕に訳し分けることで、自分の得意分野がわかったのも良かったですね。
テキストには吹替と字幕のルールがコンパクトにまとまっているので、下訳をいただけるようになった今も何かと参照しています。トレーナーの方の「翻訳に正解はなく、一生勉強です」というアドバイスを忘れることなく、より良い訳を求めてこれからも精進していくつもりです。

<三崎 えり奈さん>
派遣社員として働くうちに「一生もののスキルを身につけたい」と思うようになり、子供の頃から洋画や海外文学に親しんでいたことから翻訳に関心を抱く。フェローの通信講座「翻訳入門<ステップ18>」で翻訳学習を始め、「はじめての映像翻訳」「映像翻訳<吹替と字幕>」や通学講座「字幕」などを経て、現在は「田中ゼミ」に在籍。講師の紹介で様々な作品の下訳をこなしている。

お申込みの流れ
STEP-1
受講お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。
STEP-2
教材・手続書類の発送
お申込み後3営業日以内に、教材と、「契約書面」と受講料のご案内をお送りします。
※海外在住の方は受講料の入金が確認できてから発送します。
STEP-3
受講料のお支払いクレジットカード
「振込(一括)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。
「クレジットカード(VISA/Mastercard® 1回/2回/ボーナス一括)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。
STEP-4
受講開始
課題をご提出ください。

お申込み後の受講の取り消しについて

「契約書面」をお受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリングオフ期間経過後は講座ごとの規定の算出方法により、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※クレジットカードのボーナス一括払いをご利用になられた場合は、決済完了後のご返金となります。