機械翻訳の現状とPE(ポストエディット)を学ぶ

近い将来、すべての実務翻訳はポストエディットになる? 翻訳者がその日に備え、今から何をどう準備すればよいかを考察します。

コース概要

講座名
機械翻訳の現状とPE(ポストエディット)を学ぶ
受講期間
2019/12/7(土曜・1回)
時間
14:00~17:00(180分)
受講料
12,500円(税込13,750円)
受講対象
・翻訳学習経験者
・ポストエディットに興味がある方
・翻訳の仕事をこれから始める/受け始めの方
定員
20名
申込締切
12/1
事前課題
なし ※事前アンケートあり

学習内容

AI翻訳(機械翻訳)の進歩が明らかになってから、翻訳の仕事が機械に奪われるのではないかと心配する翻訳者や翻訳志望の方も少なくありません。この心配は半分は当たっていて、機械と同程度の品質の翻訳を納品してきた翻訳者に未来はありません。ですが残り半分は間違っていて、AI翻訳が人間の翻訳から学習するという現在のアーキテクチャが継続する限り、優れた翻訳者はAIの先生として近未来の翻訳業界でも引く手あまたで活躍できるはずです。

この講座では、実務翻訳の現場でいま何が起きているかをできるだけリアルにご紹介することからはじめて、現在の技術開発が進んでいくさきにAI翻訳はどのような未来社会を作り出すのかを講師なりに予想した上で、将来に翻訳者として活躍することを希望する方が今の翻訳業界でどこにポジションをとり、何を学び、どんな目標を設定するかというテーマについて考えます。講座の後半は、いま実際に実務翻訳で遭遇するPE(ポストエディット)の課題を体験する時間も設けます。

※PE(ポストエディット)……機械翻訳が出力した訳文を、クライアントの求める品質レベルに達するよう人の手で修正・編集する事です。この仕事を行う人をポストエディターといいます。

講座内容

(1)「未来を読む」AIの進歩は実務翻訳のあり方と翻訳の仕事をどう変えるか?(30分)
AI翻訳の仕組み/研究開発の速度/「自動翻訳」と「翻訳支援」の違い
(2)「現状を知る」PE(ポストエディット)は実務翻訳の現場にどのように入ってきているか?(30分)
PEの需要・現状・課題/実務でのワークフロー/PEと人手翻訳の単価比較
(3)「未来に備える」目先のPEに惑わされず実務翻訳の未来を作る仕事に参加しよう(30分)
AI翻訳台頭後の翻訳者/PEの背景に隠れている仕事/プリエディットの有効性
休憩(10分)
(4)演習と解説(80分)
機械翻訳のポストエディットの仕事を受注したと想定し、課題(英日・日英)をその場でポストエディットしていただきます。講師が実務の流れと合わせて、解説します。

※内容は、予告なく変更する場合があります。

担当講師

河野 弘毅
Kawano Hiroki

ポストエディット東京代表。おもに翻訳会社に対する機械翻訳導入のコンサルティングに従事。一般社団法人日本翻訳連盟機関誌「JTFジャーナル」編集長(2011-現在)、アジア太平洋機械翻訳協会機関誌「AAMTジャーナル」元編集委員。1989年より翻訳業界に奉職し、IT英和翻訳の分野でコーディネーター、翻訳者、チェッカー、経営の各業務を経験する。その後に山岡洋一氏と出会って翻訳を生涯の仕事とすることに決める。2010年以降は機械翻訳に注目し、その実務翻訳への適用に関心を持つ。東京大学工学部卒。

お申込みの流れ
STEP-1
受講お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。
※「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
STEP-2
受講料のお支払いクレジットカード
メールにて、受講料のご案内をお送りします。「振込(一括)」を選択した方は、メール受信日を含めた4日以内に受講料をお支払いください。 「クレジットカード(VISA/Mastercard® 1回/2回/ボーナス一括)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。
STEP-3
教材の発送
記載の教材発送日に、教材、予習指示(予習がある場合)をお送りします。