翻訳入門

講座の特徴

18項目からなる“翻訳のための英文法”で英文読解に強くなる
授業では“翻訳のための英文法”という観点から構成されたフェロー・アカデミー独自のテキスト『STEP18』を使用。重要文法事項を18のポイントで効率的に学ぶことで、どんな仕事にも共通する「正しい翻訳につながる解釈のコツ」をおさえます。受講に必要な英語力は、英検2級以上またはTOEICのリーディングセクション225点以上を目安としていますが、この基準に達していない場合でも、文法書を併用することで補強でき、学習効果を高めることができます。
みなさんは、英文法の知識に自信がありますか?

下記の例文はステップ15で学ぶ「仮定法の目のつけどころ」に掲載されています。助動詞の過去形wouldに注意して訳してみましょう。

A man of sense would be ashamed of such behavior.

【×誤訳】
分別のある人は、そんな行為を恥ずかしく思っただろう。


■解説・ポイント
If節があれば仮定法ではないかと見当がつきますが、実は上記の英文のようにIf節がなくても仮定法であるという構文もたくさんあります。これがとかく誤訳の原因になっているのです。ここではIf節がそっくり省略されているわけでもなく、Without television = If there were no television のように前置詞句をIf節の代わりにしてあるわけでもありません。なおかつ、助動詞の過去形wouldが使われています。このような場合、これは仮定法のwouldで、主語がIf節の代わりになっていると考え、残りを帰結文として訳すとうまくいきます。

【○翻訳】
分別のある人なら、そんな行為を恥ずかしく思うだろう。

皆さんは、どのように訳しましたか?
翻訳入門で使用するテキスト『STEP18』では、さまざまな英文を文法に則って正確に理解し、そのうえで自然な日本語にする方法を学んでいきます。文法が苦手という方はもちろん、意味はわかるけどニュアンスまで理解しているかどうか自信のない方にもおすすめです。

テキスト『ステップ18』で学ぶ英文法の重要項目
ステップ 1-英文解釈から翻訳へ
単なる字句の解釈から脱皮して「翻訳」として通用する訳文作りを体感する。
ステップ 2-代名詞の訳し方を覚えよう
英語と日本語の発想の違いがもっとも大きく表れる代名詞を、正しくとらえてすっきり訳す。
ステップ 3-関係代名詞はこわくない
関係代名詞の入った英文を頭から訳す方法を身につける。
ステップ 4-無生物主語の文は人間を主役に
品詞転換により、主語を人間に変えて訳すテクニックを身につける。
ステップ 5-受動態の文を訳すかんどころ
英語と日本語の表現法の違いにあわせた受動態と能動態の態転換を理解する。
ステップ 6-不定詞の基本的な訳し方
不定詞がどんな目的で用いられているのか理解して、適切な日本語表現を選ぶ。
ステップ 7-動名詞はここが急所
さまざまな用法のある動名詞の見分け方と訳し方を身につける。
ステップ 8-分詞構文を訳すコツ
「分詞構文」の用法を見極め訳文に正しく反映する。
ステップ 9-時制を訳す基本テクニック
文章の形のうえでの「時」と、実際の「時間」とのズレを理解する。
ステップ10-完了時制の攻略法
時間の前後関係をつかみ、完了時制を訳文に反映させる。
ステップ11-接続詞に強くなろう
同じ接続詞がいろいろな意味で使われることを念頭に、訳し方にも工夫を加える。
ステップ12-比較表現の考え方
日本語にない比較方法が使われているときは、意味を汲んで別の表現で訳す。
ステップ13-否定文は訳者泣かせ
部分否定や二重否定、否定語を用いない否定表現を攻略する。
ステップ14-前置詞のとらえかた
前置詞の基本的な用法をマスターし、その訳し分けを身につける。
ステップ15-仮定法の目のつけどころ
誤訳の原因になりやすい、if節を伴わない仮定法の見分け方と訳し方を身につける。
ステップ16-会話文と話法のかんどころ
会話文を訳すテクニックと、間接話法と直接話法の訳し分けをしっかり覚える。
ステップ17-長文のとらえかた
長文で文章の流れをつかみ、統一のとれた訳文を作る。
ステップ18-日本語表現で総仕上げ
ステップ17までで学んだことを活用し、自然でこなれた日本語表現で訳す考え方と実例を学ぶ。


「予習」「授業」「復習」の3段階学習で効果的にスキルアップ!
「翻訳入門」では以下のような流れで毎回のテーマに取り組みます。 予習→授業→復習を繰り返すことで、着実に英文解釈力が身につきます。
  • 予習
  • テキスト『STEP18』にある解説と例文を読みます。
    そのあと、テーマの理解度を図るために「練習問題」を訳して、授業に臨んでいただきます。
  • 授業
  • テーマに関する講義のあと、予習してきた「練習問題」を発表していただき、それに対する講師からのフィードバックが行われます。
  • 復習
    (添削指導)
  • 授業後、毎回のテーマの復習もかねて自宅で課題に取り組みます。講師が1人ひとりに添削を入れてフィードバックしますので、理解度を確認するとともに、自分の弱点の把握と克服にも役立ちます。
    添削課題の解説は次回の授業で行います。
忙しい方にも安心の振替制度
授業に出席できない場合は、別の曜日・時間のクラスで振替授業を受けられます。もちろん振り替えた場合も、課題は通常どおり添削指導を受けることができます(4月期、10月期のみ)。

募集要項/お申込み〜開講まで

受講申込フォームへ

翻訳入門(1) 

曜日/時間
毎週・火/13:00〜14:40 (100分)
受講期間
4/18 〜 8/22(全17回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
4/7
講師
徳永 弥生

徳永 弥生

【講師メッセージ】
英語の意味するところは分かるのに、うまく日本語に訳せないという経験はありませんか?
翻訳者への近道は、日本語の表現力もさることながら、正確な英文解釈力を養うことです。そこで、翻訳入門では、英文法の基礎を見直しながら、「翻訳のコツ」を学んでいきます。
英語に自信のある方でも、きっと新しい発見があるはずです。翻訳に少しでも興味のある方は、是非チャレンジしてみませんか。
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翻訳入門(2)

曜日/時間
毎週・水/19:00〜20:40 (100分)
受講期間
4/19 〜 8/23(全17回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
4/7
講師
寺澤 比奈子

寺澤 比奈子

【講師メッセージ】
翻訳の勉強って、どんなことをするのだろうと興味のある方、まずは半年間、翻訳の世界を覗いてみてください。
英文を読んでわかったつもりになっていても、いざ日本語の文章にしようとすると、そうはすらすらとはいかないものです。辞書をもう一度丁寧に引くことから始めなくてはいけないことがよくあります。それは手間のかかることに思えるかもしれませんが、その時の苦労が後で何倍にもなって返ってきてくれます。翻訳し終わった時には、英文解釈力も日本語表現力も確実に向上していることでしょう。英語に自信のなかった人はもちろん、英語は得意という人にも、目からウロコの発見があるはずです。
授業では、遠慮なく質問してください。お互い切磋琢磨しながら、楽しく学んでいきましょう。
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翻訳入門(3) 

曜日/時間
毎週・土/13:30〜15:10 (100分)
受講期間
4/22 〜 8/26(全17回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
4/7
講師
松村 哲哉

松村 哲哉

【講師メッセージ】
コンピュータのソフトでも翻訳はできる、そう考える人も増えてきているようです。しかしごく定型的な文章の翻訳、あるいは英独や仏英のように親戚関係にある言語間の翻訳ならともかく、日本語と英語のように非常に大きな距離のある言語の間に橋を架けるためには、人間による翻訳が欠かせません。学校で習ってきた英文和訳から一歩進めて、「著者の言わんとしていることを日本語で表現したらどうなるだろうか」ということを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
私は27年間続けたサラリーマン生活を50歳でやめ、フェロー・アカデミーのカレッジコースで一年間勉強したのち、51歳から翻訳の仕事を始めました。人それぞれ、年齢にあった翻訳キャリアの積み方があるはずです。さあ思い切って、翻訳の世界に足を踏み入れてみてください。
時間数
週1回/100分×17回
定員
1クラス13名
修了規定
授業回数の7割以上の出席で修了証書を発行
受講料
126,000円(税込 136,080円)
割引制度
●入門・基礎がっちりプラン(4月期、10月期のみ)
 → 割引の詳細はこちら
アメリア
同時入会特典
講座申込時に翻訳者ネットワーク「アメリア」に入会すると、入会金が無料となります。
 → アメリア同時入会特典の詳細はこちら
開講時期
年4回(1月期、4月期、7月期、10月期)
※1月期、7月期は3カ月の短期コースです。
お申込みから受講までの流れ

お申込み

「お申込みフォームへ」からお申込みください。
お申込み後3営業日以内に、契約書面と受講料納入のご案内を郵送します。

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受講料納入のご案内到着後8日以内(ただし開講日より前)に受講料をお支払いください。

お支払方法
・振込:一括払い
・クレジット払い(VISA/MASTER):1回/2回/ボーナス一括
(クレジット払いご希望の方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします)

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教材発送日は講座スケジュール(PDF)をご確認ください。

受講生の声

翻訳の基本を学べたことが大きかった

ずっと自然科学に興味があったので海外のポピュラーサイエンス書や自然科学ドキュメンタリーの映像を日本語に訳す“翻訳”という仕事があることを知ったときには心が躍りました。当時勤めていた省庁を辞め、転職に向けてフェローに入学しました。
当初はベーシック3コースを受講するつもりでしたが、開講まで時間があり、翻訳を学んだ経験もなかったので「翻訳入門」から始めました。頭から訳し下げる方法や無生物主語の処理など、翻訳の基本を学べたことが大きかったですね。文法に関する先生の説明はまさに目からウロコで、今ひとつ理解できていなかった仮定法について、ようやく正しいイメージをつかむことができました。また、翻訳は本当に面白いと感じました。
その後、ベーシック3コースと単科の「ノンフィクション(現「ポピュラーサイエンス」)」を受講しましたが、「翻訳入門」で基本を学んでおいてよかったというのが実感です。これからもノンフィクションの翻訳家をめざして頑張ります。

<黒川 耕大さん>

大学と大学院で地学を専攻。省庁に5年勤めた後、フェローに入学。「翻訳入門」を修了後、「総合翻訳科ベーシック3コース」、単科「ノンフィクション(現「ポピュラーサイエンス」)」を受講。

働きながらの受講には効率的な単科コース

会社の仕事で必要に迫られて実務翻訳をすることになったのですが、帰国子女なので、学校で文法をちゃんと学んだことがなく、自己流で翻訳をしていました。しかし、仕事で翻訳をするなら、文法の基礎から勉強が必要だと感じて、フェローの「翻訳入門」を受講しました。
仕事と両立していたため、授業の振替ができたことと、ポイントが絞られたテキストで効率的に勉強できた点がよかったです。入門を終えてみて、仕事で使うテクニカルライティングは、文法の理解度と比例して、完成度が高くなるのを実感しました。今でもテキスト『STEP18』は会社に置いてあり、例文がたくさん載っているので仕事にも役に立てています。
まず、実務翻訳のプロになることが目標ですが、絵本も好きなので、出版翻訳も学びたいと思っています。

<田中 麻衣子さん>

中・高校生まではオランダに在住。帰国後大学では心理学を専攻。化粧品会社の海外事業部を経て、IT関連の研究所に勤務。通勤しながらフェローの単科コースに通学。「翻訳入門」を受講後、「実務基礎」を受講。

あいまいだった文法を再認識してクリアに

大学時代に英語の論文を読んでいたことをきっかけに、英語を使った職業に就きたくて翻訳の道に進もうと思いました。
初めから実務翻訳を目指していたので、「入門・基礎がっちりプラン」を利用し、早く実力をつけて仕事ができるよう2講座を同時に受講をしました。
受講していちばん感じたことは、“翻訳と英文解釈は違う”ということです。英文解釈は自分がわかればよいのですが、翻訳は自分以外の人に正確に情報を伝えられないといけないものなんだと、気づかされました。
「翻訳入門」の授業では、それまであいまいだった文法が再確認できました。特に、分詞構文や仮定法、完了時制などをクリアにしたうえで訳せるようになったことが、うれしいですね。
単科コースは、自分のやりたいことに向かって集中的に勉強できるので、将来の方向が定まっている人には向いていると思います。

<中村 雄さん>

大学、大学院で工学系の分野を専攻。大学院を中退し、フェローに入学。「翻訳入門」と「実務基礎」を同時受講した後、実務翻訳コース中級の「メディカル」を受講。

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