映像基礎

※2016年10月期のお申込みは締切ました。
 2017年4月期は1/25(水)から募集を開始いたします。

ドラマ作品とドキュメンタリーを素材に、幅広く活躍できる翻訳者の土台を作る

映像基礎ではドラマ作品とドキュメンタリー作品の両方に取り組み、それぞれに求められるセリフ作りの違いを知ることで、映像翻訳の仕事への理解を深めます。
ドラマ作品では、ストーリー全体の流れを意識し、登場人物のキャラクターやその場面での心理状態を汲み取ったセリフ作りを学んでいきます。
一方、ドキュメンタリーは制作者の意図や主観を含まない事実の描写であるため、誰にでもわかりやすく、正確で論理的な表現を学んでいきます。
基礎の段階から作品のタイプによる訳し方の違いを学ぶことで、将来さまざまなジャンルの映像作品で幅広く活躍できる基礎力を養います。


「吹替」「字幕」それぞれのルールに沿った翻訳テクニックを学ぶ

映像翻訳の最大の特徴は「映像」と「音」によって伝えられる内容を、日本語の「吹替」や「字幕」といった手法で表現することです。「吹替」では、観客は映像と音声でストーリーを理解するので、「耳で聞いて分かりやすい言葉」「登場人物の口の動きにあった言葉」で表現することが重要です。一方、「字幕」では、映像を見ながら文字を読むため、「パッと見て理解できる言葉」「映像に集中できる言葉」で表現することが重要となります。
また、今後もメディアが拡大していく映像翻訳の現場では、「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」それぞれのスキルをもつ翻訳者が求められています。この「映像基礎」では、3つの手法を身につけることで、即戦力となるための土台を築いていきます。

▲吹替原稿                              ▲字幕原稿
「吹替」と「字幕」では原稿の形式が異なります。授業では、原稿の作成方法から学んでいきます。


実際のプロの現場を想定した実践演習! アフレコ演習&SST演習

翻訳演習のほか、吹替の授業ではプロの声優に台本を読んでもらえるアフレコ演習を、字幕の授業では字幕制作に必要な字幕制作ソフトの操作講習も行ないます。

プロの声優を招いたアフレコ演習で収録現場を体験!

アフレコとは、声優が映像にあわせて台本を読み、その音声を収録することです。声優は翻訳者の作成した日本語版台本をもとに役を演じますが、ディレクターから別のセリフを求められることもあるため翻訳者が収録に立ち会う場合もあります。
吹替の授業では、プロの声優によるアフレコ演習をカリキュラムに取り入れています。教室を収録現場に見立て、受講生が作成した日本語版台本をもとに声優が演じることによって、読みやすい台本や商品として通用するセリフまわしが体得できます。

プロの声優を招いてのアフレコ演習プロの声優を招いてのアフレコ演習

▲プロの声優を招いてのアフレコ演習

映像翻訳者に必須の字幕制作ソフトSSTG1の操作スキルを習得!

字幕制作ソフトとは、パソコン上で映像を見ながら、字幕の入力や表示などができるソフトで、翻訳した字幕が実際の画面上でどう見えるか確認することができます。翻訳者と映像制作会社の双方が使用することで、字幕作品の制作効率が上がるので、翻訳者には必須のソフトです。
授業では字幕制作ソフトのなかでも代表的なSSTの基本操作を学んだあと、課題をSSTで仕上げる演習を重ねることで使い方をマスターしていきます。

(株)カンバスの字幕制作ソフト「SST」

▲(株)カンバスの字幕制作ソフト「SST」

フェローのパソコンルームは全台SST完備

▲フェローのパソコンルームは全台SST完備

<カリキュラム>

回数 使用教材 内容/目的
1〜9 ドラマ作品
映像翻訳の特徴/吹替と字幕の違い
「映像」があるという大きな特徴を理解し、情報伝達のために必要な吹替と字幕という2つの手法について理解を深める。映像基礎では、セリフとしての情報量が多く、ストーリーの内容をつかみやすい「吹替」から学習をスタートします。
吹替のルール、吹替台本の作成
翻訳者が行うことは、日本語版の音声をレコーディングするための台本作成。台本の作り方と、ブレス、尺あわせ、リップシンクなどを踏まえた吹替のセリフらしい自然なしゃべり言葉を習得します。
アフレコ演習
実際に声優に演技してもらい、アフレコ現場で必要とされる台本のあり方や、商品として通用するセリフまわしを体得します。
10〜17 ドラマ作品
字幕翻訳のルール、字幕原稿の作成
使用文字数に制限ある字幕の特性を理解し、漢字・ひらがな・カタカナを駆使した目で見やすいセリフ作りや、ハコ書き、使用文字数の算出方法など字幕作成の手順を身につけます。
SST基本操作講習
スポッティングのとり方、字幕の入力方法など、SSTの基本的な使い方を学びます。
SST演習
ドラマ作品の最終回はSSTで字幕を作成します。
18〜19 ドキュメンタリー作品
ボイスオーバーに挑戦
ドキュメンタリー作品などに多いボイスオーバーの手法を身につけ、吹替との違いを理解します。
SST演習
SSTで字幕を作成します。実際に映像に載せながら確認することで、観客・視聴者の目線に立ち、客観的に自分の字幕をチェックする力を身につけます。

忙しい方にも安心の振替制度

授業に出席できない場合は、別の曜日・時間のクラスで振替授業を受けられます。


お申込み方法

映像基礎(1) ※お申込みを締切ました

曜日/時間
毎週・水/13:00〜14:40 (100分)
受講期間
10/5 〜 2017/3/15(全19回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
9/25
講師
瀧ノ島 ルナ

瀧ノ島 ルナ

【講師メッセージ】
洋画や海外のドラマやドキュメンタリー番組が好きな方、一緒に映像翻訳の勉強をしてみませんか? 字幕や吹替のセリフはどうやって作られるのか、その裏側をのぞいてみたいと思いませんか?
授業では、そんなあなたの疑問や興味に答えられるように、映画のダイジェスト版を使って字幕のルールや吹替の手法を学びます。半年間の授業でのハイライトは、アフレコ演習と字幕制作ソフトの操作法習得。あなたが作ったセリフをプロの声優さんに読んでもらう醍醐味と、字幕制作ソフトを使って自作の字幕を映像に取り込んで見る喜びを味わえます。
もちろん授業では毎回、皆さんの訳をもとに、分かりやすく読みやすい字幕や英文和訳の域を超えた自然な会話のセリフ作りを考えます。映像翻訳は1秒間4文字という文字数制限の中で字幕を作ったり、役者の口の動きにピッタリ合うセリフにしたり、とかく制約の多い翻訳作業になりますが、その苦しさや楽しさをぜひ一緒に体験しましょう!

映像基礎(2) ※お申込みを締切ました

曜日/時間
毎週・木/19:00〜20:40 (100分)
受講期間
10/6 〜 2017/3/16(全19回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
9/25
講師
平井 かおり

平井 かおり

【講師メッセージ】
吹替作品を見ていて「今のジョークは原語では何と言っていたのだろう?」とか、字幕作品では「もっとたくさんしゃべっているのに字幕が短すぎる」などと思ったことはありませんか? 実はそのセリフには、厳しい制約の中で真意を伝えるためにさまざまな工夫が凝らされています。この講座で映像翻訳の基礎を学んで、セリフ作りを体験すれば、絶対に見方が変わりますよ。海外ドラマや映画が大好きな私にとって、映像翻訳は本当に楽しい仕事です。ありとあらゆるジャンルに対応しなければいけないので、常に何か新しい世界に触れることができるのも魅力です。時には行き詰まって1つのフレーズが頭の中をグルグル回るなんてこともありますが、ぴったりの訳が浮かんだ時の気分は最高! 翻訳者を目指している方にも、ちょっと興味があるから勉強してみようという方にも、そんな映像翻訳の楽しさを味わってもらえればうれしいです。

映像基礎(3) ※お申込みを締切ました

曜日/時間
毎週・土/10:30〜12:10 (100分)
受講期間
10/8 〜 2017/3/18(全19回)→詳しいスケジュールはこちら(PDF)
申込締切
9/27
講師
中尾 悦子

中尾 悦子

【講師メッセージ】
映画から飛び出してくるセリフは、ニュアンスに富んでいてとても魅力的。
その魅力を最大限に生かそうとするところから翻訳の苦しみが始まります。産みの苦しみとでもいいましょうか。名訳のおかげで、オリジナル作品が輝きを増すこともあります。これこそ翻訳の醍醐味なのです。
言葉に対する感性は人それぞれ。受講生さんの生き生きしたセリフを聞くのは毎回、とても楽しみです。時には奔放なイマジネーションに軛をかけなければならないこともあります。翻訳者は原作から解き放たれた逃亡者になってはいけませんので。スクリプトを前に、頭をひねりながらセリフを創り出す苦しみと、それに倍する楽しみを味わっていただければ嬉しいです。幸い、クラスは毎回、和気藹々としていて楽しい雰囲気です(一番楽しんでいるのは講師かも)。プロの声優さんに自分の日本語台本を実演してもらう「アフレコ演習」や、自作の字幕を映像と併せて流せる字幕制作を使った授業では、教室に感激の嵐が吹き荒れます。英語に興味のある方、海外ドラマや映画がお好きな方は、是非一度、映像翻訳の扉を叩いてみてください。
定員
1クラス8名
修了規定
授業回数の7割以上の出席で修了証書を発行
受講料
139,000円(税込 150,120円)
割引制度
●入門・基礎がっちりプラン
●基礎どっちもプラン
 →  割引の詳細はこちら
アメリア
同時入会特典
講座申込時に翻訳者ネットワーク「アメリア」に入会すると、入会金が無料となります。
 →   アメリア同時入会特典の詳細はこちら
その他
パソコンを使う演習がカリキュラムに含まれているため、
Windowsの基本操作に慣れていない方は慣れておくことをお勧めします。
開講時期
年2回(4月期、10月期)
お申込みから受講までの流れ

お申込み

受講申込フォームへ からお申込みください。
お申込み後3営業日以内に、契約書面と受講料納入のご案内を郵送します。

お申込み

受講料納入のご案内到着後8日以内(ただし開講日より前)に受講料をお支払いください。

お支払方法
・振込:一括払い
・クレジット払い(VISA/MASTER):1回/2回/ボーナス一括
(クレジット払いご希望の方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします)

お申込み

各講座の申込締切日の翌営業日に、教材、学生証を郵送いたします。

受講生の声

プロの声優にセリフを読んでもらう「アフレコ演習」に興奮

結婚で会社勤めをやめ、夫の海外赴任でロンドンに暮らしたり3人の子供を育てたりしながら在宅で金融関係の実務翻訳の仕事をしていましたが、映像翻訳への夢をあきらめきれず、末の子が小学校に入学したのを機に、40歳を過ぎてからフェローの門を叩きました。最初は映像翻訳のルールをまったく知らなかったので、通信講座「はじめての映像翻訳」を受講し、その後通学講座「映像基礎」を受講しました。
通学講座では他の受講生の訳文と比較することができますし、その場で先生からダメ出しされるので緊張感があります。「和訳としては正しくても、セリフとしては全然ダメ」、そんな厳しい先生からのコメントも多々いただきました。なかなかうまくいかず「歳のせいかなぁ」と挫折しそうになったこともありますが、「翻訳の言葉にはその人の生きてきた人生が反映される。年齢を重ねることがプラスになる」と励まされ今に至るまで続けています。
吹替翻訳の授業では実際に声優さんを招いて台本を読んでもらう「アフレコ演習」がありますが、これは楽しいです。自分の書いたセリフが生き生きと立ち上がってくるようで興奮します。授業では声優さんにとって読みやすい台本作りや、耳で聞いてわかりやすい言葉選びなどを学びますが、その後は場数を踏んでスキルアップしていくしかありません。
翻訳の勉強に終わりはないので、今後もずっと続けられるよう体を鍛えつつ健康な毎日を送るよう心がけています。

<佐藤 美由紀さん>

映画『アティック』『地獄のクリスマス・キャロル』(字幕)、ナショナル ジオグラフィック チャンネルのドキュメンタリー(VO)、映画祭出品作品(字幕・吹替)など幅広く手がける。

「振替制度」はとても助かりました

映画鑑賞が好きで、映像翻訳に興味を持ちました。右も左も分からないまま翻訳の世界に飛び込みましたが、入学後、今後の自主学習の進め方についてスタッフの方が相談に乗ってくださったので、心強く学習をスタートすることができました。
字幕も吹替も両方学べること、劇場版の字幕翻訳でご活躍されている瀧ノ島先生に教われること、家事と両立しながら通えそうなことなどを理由に「映像基礎」を選びました。また、このコースにおける「振替制度」は大変ありがたいです。授業日を振り替えられるだけでなく、欠席時の授業の資料まで届き、とても助かりました。
語学にも社会経験においても未熟な私は、クラスメイトの皆様から、授業の度に刺激を受けています。通学だからこそ得られる貴重な時間だと感じます。
先生には、DVDを教材に自主学習をする際も、字幕を見ずにまず自分で訳すよう教わりました。確かに、一度他の訳を見ると、それが頭に残ってしまい自分の中から新鮮な訳を生み出しにくくなります。瀧ノ島先生は授業中も、ただ模範解答を教えてくださるのではなく、色々な訳を受け入れ尊重しながら指摘してくださるので、個性を伸ばしていけそうな気がします。
将来は、翻訳業を通して、国境を越えた人や文化の交流の架け橋となりたいです。

<落合 亜由美さん>

中学時代からの映画鑑賞で、映像翻訳に興味を持つ。学習カウンセリングを受けた後、2014年4月より通学講座「映像基礎」を受講。

プロの経験談を聞ける貴重な場

ワーキングホリデーで海外に滞在中、語学学校で英語を学びました。その語学力を活かせる仕事を探した結果、ジャンルや働き方を選べる翻訳に魅力を感じました。フェローで映像翻訳を学んでいる知人から「カリキュラムが充実している」と聞き、自分でも調べてみると、講師は実績あるプロの翻訳家。これが受講を決めた一番の理由です。
「映像基礎」では、吹替・字幕の基礎的なルールやテクニック、字幕制作ソフトSSTの使い方など、知りたかったことが十分に学べました。自分の訳文に対する先生の指摘はもちろん、クラスメートの訳文も参考になりましたね。SSTの必要性や映像翻訳の仕事の流れなどについて、先生が経験談を交えながら教えてくださいましたが、そういう貴重なお話を聞けるのも授業ならではだと思います。
現在は中級クラスで学びながら、ゲーム翻訳の仕事をしています。映像翻訳でも早く初仕事がもらえるよう、これまで以上にしっかり勉強していくつもりです。

<島 健太郎さん>

ワーキングホリデーで海外に1年滞在し、英語を勉強。帰国後、2009年10月よりフェローで勉強を始め、「映像基礎」「吹替・字幕」を受講。現在はゲーム翻訳の仕事に携わりながら勉強を続けている。

憧れの先生のもとで学習意欲もアップ

育児のために輸出通関の仕事を辞めて以降、いずれはまた英語力を活かせる仕事に就きたいと思っていました。映画や海外ドラマが好きだったので映像翻訳に興味を持ちましたが、当時はまだ地方暮らし。でもフェローなら映像翻訳の通信講座があるので、まずそちらで勉強することにしました。
その後、神奈川に引っ越し、子供が幼稚園に入ったのを機に通学の「映像基礎」を受講。吹替と字幕のルール、仕事の流れ、字幕制作ソフト「SST」の基本操作など、必要な知識を一通り学びました。「原則はあっても現場ではディレクターの指示に従う」など、実践的な指導が良かったと思います。瀧ノ島先生の作品は以前から拝見していたので、「あの先生に教えてもらっている」と思うと学習意欲も自然に湧きました。
フェローの講座は選択肢が豊富なので、小さな子供を抱える私にとっては学びやすい学校です。「映像基礎」で学んだことを土台にスキルを高め、最終的に仕事に結びつけられればと思っています。

<五十嵐 明子さん>

専門学校で英語を学んだ後、通関業者で輸出通関の書類作成を担当。出産を機に退職し、通信講座「はじめての映像翻訳」を経て、通学講座の「映像基礎」「吹替・字幕」を受講。

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