経済・金融

コース概要

講座名
実務翻訳コース中級 経済・金融
受講形式
ライブ配信(授業後、録画を視聴できます)
受講期間
2024/4/27~2024/8/3(土曜・隔週×8回)
受講料
93,650円(税込)
時間
13:00~15:00(120分)
定員
10名
受講条件
実務翻訳の基礎(初級)学習経験者※他校でも可
受講条件についてご不明な方はお問い合わせください。
修了規定
全授業回数の7割以上の出席
申込締切
4/7
教材について
教材はデータでのご提供です。4/17にメールにてご案内します。
受講に必要なもの
●受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWordファイルに対応したソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
●「Zoomアカウント(無料)」と「マイク・カメラ機能のあるPC/スマホ/タブレット」が必要です。デバイスの推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。
スケジュールPDF

受講生 仕事のサポート

身につけた翻訳スキルを仕事につなげるためのさまざまなサポートをご用意しています。この講座の受講生は無料でご利用いただけます。

翻訳会社セミナー
翻訳会社の方を招き、実務翻訳の仕事の種類と需要、翻訳者採用を決めるトライアルの評価基準と登録後の仕事の流れ、報酬体系などをお話するセミナーです。

翻訳支援ツール基本操作講習
IT分野を中心に、メディカルやビジネス分野でも活用されている翻訳支援ツール。代表的な翻訳支援ツール「Phrase」の基本操作を実際に体験しながら習得できます。

「アメリア」クラウン会員に推薦

講師から「仕事で通用する実力がある」と認められた受講生は、翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員に推薦され仕事のチャンスが拡大します。
クラウン推薦分野:金融

お申込み

学習内容

経済・金融翻訳に必須の“常識”を身につける

経済・金融関連の翻訳は、新聞・雑誌・インターネットなどの身近な情報から、本格的な調査レポートや論文まで、扱う領域が広く、テーマごとの専門性と関連性が高いのが特徴です。
テキストでは「経済動向」「市場環境」「企業業績」「市場動向」の4つのテーマを掲げ、このジャンルで主に取り上げられる「マーケットの動き方とその見方」に関する背景知識や英語表現、翻訳テクニックを学びます。たとえば、ある株式銘柄について分析した文書の”The stock is cheap.”という文を「その株式は安い」のように訳すと誤訳になってしまいますが、これは「企業業績」の「バリュエーション」について学べば正しく訳すことができます。マクロからミクロまで、市場の動きや資金の流れを掴み、専門家が一読で理解できるような翻訳スキルの習得を目指します。

題材・テーマ

テキストの内容
・経済・金融翻訳について
・経済動向 — 経済の大きな動きや予想、指標
・市場環境 — 市場内での政策や資金・金利の動向
・企業業績 — 企業業績を判断するための材料や指標、数値の見方
・市場動向 — 各市場の動向、背景やその表現方法
課題
・マーケット、投資関連サイトの記事
・市況レポート
・分析報告書など

(内容は変更となる場合があります)

授業の進め方

授業前
授業1週間前の正午までに訳文と疑問点を提出(1回の課題量はA4 1枚程度。和訳と英訳の割合は7:3程度)。
※初回のみ提出なし
第2回~第5回はテキストのテーマに沿った練習問題(単文4問程度)の予習。
※練習問題は提出不要
授業当日
前半は課題テーマについて例文を中心とした講義、後半は課題訳文解説と疑問点への回答(講師の訳例とチェックした全員の訳文と疑問点を共有)。
第2回~第5回は練習問題の発表と解説。

担当講師

吉本 秀人
Hideto Yoshimoto

実務翻訳家。多種多様な経済・金融・ビジネス関連文書の翻訳を手がける。通学講座「実務基礎」と通信講座「実務翻訳<ベータ>」のテキスト『BETA』、ベータ応用講座「経済・金融」「契約書」のテキストを執筆。著書に『金融の英語』『理解!納得!!基本英単語の使いこなし方』など。

講師からのメッセージ

この講座の目的は、「経済・金融分野の文書を翻訳するための実践的基礎力を身につける」ことにあります。その実践的基礎力の養成に必要なのは、「ファンダメンタルズ」(経済動向、市場環境、企業業績など)、「マーケット」(株式市場、債券市場、為替市場、商品市場など)「ファンダメンタルズとマーケットの関係」、そして「ファンダメンタルズとマーケットに関する英語表現」についての知識です。
経済と市場は、とくに21世紀に入ってから、恐ろしいほどダイナミックかつドラマチックに動いています。経済・金融分野の翻訳力を身につけることは、今まさにマネーを通じて世界を動かしている様々な要因を知るためのリテラシーを身につけることに他なりません。この講座では、そうした動きを正しく読み解くために必要な知識、すなわち経済・金融分野の翻訳者に必要とされる基本的資質の獲得を一つのゴールに見据えています。
学習段階では、とりわけ「具体的な間違い」から学ぶことが大切です。自分が何を間違えたか。自分に欠けている知識は何か。それらを確実に認識すれば、しっかりと学習の階段を上がっていくことができます。攻めの姿勢で新しい知識を獲得し、積極的に楽しく学んでいきましょう。

受講者の声

――テキストに最低限頭に入れておくべき金融翻訳の基礎知識がまとめられていてありがたかった。
 
――これまで通信講座で学習していましたが、オンラインで先生に直接教えてもらえたことで、実務に即した経験談や考え方なども学ぶことができました。
 
――毎回どこを予習すればよいのかわかり、課題に取り組んでからの講義なので疑問点を持ちながら受講できました。実践的な内容や、間違えやすい点を教えてもらい有意義でした。
(受講アンケートより)

お申込みの流れ
STEP-1
お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
会員登録がお済みの方はログインしてお手続きください。登録がまだの方は新規会員登録を行ってください。
STEP-2
受講料のお支払い
お申込みページにて以下のいずれかをお選びください。
特定商取引法対象(受講料が5万円を超えるものであって受講期間が2カ月を超える講座)でない講座はご入金後のキャンセルは一切できません。
■振込(一括):
ペイジー(Pay-easy)をご利用いただきます。お申込み完了後、マイページから収納機関番号を取得しATM等からお振込みください
■クレジットカード決済:
Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club(ご利用可能回数 1・3・5・6・10回)
※お支払い金額が385,000円を超える場合はクレジットカードはご利用いただけません。
クレジットカード
STEP-3
契約書面の送付(郵送)
特定商取引法対象講座(受講料5万円超かつ期間2カ月超の講座)は、ご登録いただいた住所に契約書面を郵送いたします。
海外在住の方は特定商取引法対象外のため契約書面は送付いたしません。
STEP-4
教材の案内
「コース概要」の「教材について」をご覧ください。

お申込み後の受講の取り消しについて

特定商取引法に基づき、「契約書面」お受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフ期間経過後は受講期間終了日前日までに限り、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。中途解約が役務提供開始前の場合、受講料の20%(ただし15,000円(法定の金額)を上限とする)の解約手数料をお支払いいただきます。受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
役務提供開始後は、法定に基づいた精算方法により算出し、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※特定商取引法は国内居住者のみに適用され、海外居住者は上記の対象にはなりません。海外居住者が受講途中で国内転居した場合は契約書面を交付いたしますので、事務局にご連絡ください。

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