田中亜紀子さん

実務

外国語大学を卒業後、メーカーの海外事業部に勤務。2002年よりフェローの通信講座で勉強を始め、「翻訳入門<ステップ18>」「実務翻訳<ベータ>」「マスターコース」(アニュアルレポート、金融・経済、契約書、ビジネス総合ほか)など10講座を修了。外資系メーカーを経て、現在は医療系の社団法人に勤め、英文誌の編集や翻訳業務に従事している。

受講生インタビュー

どんな仕事にもひるまない対応力と 「納期厳守」の自信がつきました

田中亜紀子さんがフェローの通信講座を初めて受講したのは2002年のこと。雑誌を読んでいてフェローの広告が目に留まり、「こういう学校があるんだ」と興味を抱いたのだそうだ。 「当時はメーカーの海外事業部に勤めていて、英語を書く仕事が一番好きでした。翻訳を教える学校があるとわかった瞬間、『面白そうだ』と思いましたね」

まだ興味本位だったこともあり、気軽に始められる通信講座を選択。「翻訳入門<ステップ18>」からスタートし、自分の訳文が添削されるのを楽しみながら勉強した。修了後にはすぐに「実務翻訳<ベータ>」を受講。久しぶりに「勉強している」という感覚が呼び覚まされ、「本格的に学びたい」と強く思うようになった。
その意欲を後押しするかのように、転職した外資系メーカーでは翻訳の仕事を任される。これをきっかけに、上級講座マスターコースの連続受講が始まった。 「最初に頼まれたのはアニュアルレポートの翻訳でしたが、それまで日本語で読んだことがありませんでした。だからマスターコースの『アニュアルレポート』を受講したのは必要に迫られてのこと。その後に受けた『金融・経済』も『契約書』もすべてそうなんですよ(笑)」

平日は仕事があるため、週末に集中して課題に取り組んだ。1カ月1課題というスケジュールのなか、1週目ですべて訳し、2週目に見直しをして提出。時間をかければいつまでも手直ししてしまうため、「仕事と同様に短い期限の中でベストをめざすようにした」という。そして残り2週は、翻訳者ネットワーク<アメリア>が開催する定例トライアルに挑戦。ジャンルを問わず、受けられるものは何でも受けた。

マスターコースを受講したことによって、勉強に対する姿勢だけでなく、翻訳に取り組む姿勢も大きく変わった。 「ある先生から添削指導で『プロの世界は甘くはありません』と叱咤されたことが大きいですね。また『日本語の詰めが甘い』と何度も指摘され、日本語についても辞書でしっかり意味を確認するようになりました」

さまざまな分野を学んだ結果、「社内でどんな書類の翻訳を頼まれてもひるまなくなった」と田中さん。また、課題の期限内提出を貫き通したことで、「納期厳守には自信があります」と頼もしい言葉も続く。
現在は医療系の社団法人に転職し、英文誌の編集業務に従事。通信講座で学んだことを確実にキャリアに活かしている。そして全10講座を修了した今なお、旺盛な学習意欲は健在だ。 「次はマスターコースの『メディカル』を受けたいですね。医薬を本格的に学び、職場で自分の翻訳力をもっと色々な形で役立てられたらと思っています」

『通訳者・翻訳者になる本2012』(イカロス出版発行)より転載
(Text 金田修宏  Photo 今野光)

田中亜紀子さんが受講した講座(通信)

入門翻訳入門<ステップ18>通常コース

実務翻訳 出版翻訳 映像翻訳
期間
9カ月
  • 実務翻訳
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳

マスターコース

期間
6カ月