実務翻訳コース
[初級]日英基礎

こんな方におすすめ

  • 英訳を学び仕事の幅を広げたい方
  • ビジネスで使える英文作成スキルを身につけたい方

7月生の募集は4月25日(水)より開始予定です。

講座の特徴

英訳の基本、「原文解釈力」「英文法・語法の知識」「英語の構成力」を身につける

日本語ネイティブスピーカーにとって英訳のハードルが高いのは、「原文である日本語の内容を英訳しやすいように整理するテクニック」と「正しく自然な英文の書き方」を学んでいないためです。
この講座では、1.原文解釈力、2.英語の文法・語法知識、3.英文構成力の3つを軸に、英訳するうえで押さえておきたい基本を身につけていきます。

1.原文解釈力
日英翻訳で原文となる日本語は、物事の前提や但し書きのような部分を説明しながら話を展開していくなど、日本語特有のクセを持っています。つまり、そのまま逐語的に英語にすると奇妙な「日本語のような英語」になる文章であることが多いのです。日本人だから日本語は理解できるという思い込みが最初のつまずきの石になります。この講座では、実際の仕事で依頼されるような日本語を使って、原文を「英訳しやすい日本語」に書き直すテクニックを学びます。

2.英語の文法・語法知識
言うまでもなく、文法や語法にミスのある英文は、英語ネイティブスピーカーに「拙い文章」という印象を与え、文章全体の品質を下げてしまいます。文法的に正しく、自然で適切な表現を選んで英文にできることは英訳スキルにおける最重要要素です。冠詞、時制、話法など、日本人が英文を書く際にミスすることの多い英文法項目を学ぶとともに、日本語の内容に沿った語法知識を習得し、最低限「正しい英文」が書けるよう指導します。

3.英語の構成力
英文は段落単位で整理された論理的な文章になっていることが多いので、文章全体の流れやつながりを意識しない英文は英文とは言えません。文法や語法に間違いのない「正しい英文」が書けたとしても、それだけでは不十分なのです。この講座では、論理的で明快な英文が書けるよう、英語の構成力を学びます。

英訳をスムーズに行うための2ステップ

①日本語の内容を頭に入れた上で、その文の日本語的な流れから離れて、主述や論理の骨格がはっきりした“英語的な流れを持つ日本語”にリライトする。
②その日本語の流れを頭に入れた上で、英語の文法や語法に留意しながら、原文の内容を正しく反映するような英文に訳す。
このステップの繰り返しで、自然な英文に訳す発想力を定着させます。

題材・テーマ

ビジネス・経済・社会、政治に関するテーマを中心に、企業の状況や投資の背景といった「事実」や経営理念や経済分析といった「考え」を、ある目的の元に述べた文章を使います。さまざまな目的の文章を翻訳しながら日本語と英語における論理構成の違いを学び、日英翻訳のスキルと結び付けていきます。

  • 第1回 企業の報告書    (状況に即した会社の方針を述べる文章)
  • 第2回 投資家向けレポート(推奨する投資の背景について述べる文章)
  • 第3回 市場速報     (経済指標の推移を簡潔に報告する文章)
  • 第4回 学校のパンフレット(学校の目標を対外的にアピールする文章)
  • 第5回 経済レポート   (日本企業の現状について分析する文章)
  • 第6回 経営者の講演内容(個人の経歴を時系列的に説明する文章)
  • 第7回 行政機関の報告書 (政府の政策について一般に報告する文章)
  • 第8回 ニュース記事   (時事的内容について客観的に述べる文章)
  • 第9回 総合テスト

授業の進め方

授業前:
前日正午(月曜正午)までにメールで予習課題と応用課題の訳文を提出

授業当日:
受講生数名の訳文(無記名)を配布し、前回テーマの応用課題と予習課題の英訳ポイントを解説。最後に講師の訳例と解説を配布
(1回の課題量は日本語200文字~400文字程度)

受講生限定特典

翻訳会社セミナー
翻訳会社の方を招き、実務翻訳の仕事の種類と需要、トライアル(*)の評価基準と登録後の仕事の流れ、報酬などお話するセミナーです。
(*)主に翻訳会社が、翻訳者採用のために選考方法として行う試験のこと。

翻訳支援ツール基本操作講習
IT分野を中心に、メディカルやビジネス分野でも活用されている翻訳支援ツール。「SDL Trados Studio」や「Memsource」といった、代表的な翻訳支援ツールの基本操作講習に参加することができます。

体験レッスン(中級)1回無料
中級講座の体験レッスンを1回無料で受けることができます。実務翻訳コース、出版翻訳コース、映像翻訳コースのなかから、好きな分野のレッスンを選べます。

受講生の声

「いかにも日本人が考えた英語」から脱したと思います

先生はよく「適切な英訳は一つではない」とおっしゃいますが、実際、原文のとらえ方、意味の重点をどこに置くかで、クラスメイトによって異なる英訳になります。自分の英訳文とクラスメイトの英訳文を比較検討していくことで、自分にはなかった発想を知ることができるのは、通学クラスを受講するメリットだと思います。
また、「いかにも日本人が考えた英語」から脱し、相手に汲み取ってもらえるSVOの形で訳文を書けるようになったと思います。この講座では、受験英語的な単語と単語を単純につなげていくことの無意味さを知り、新しい考え方を得ることができるはずです。

<岡本 和浩さん>
英語に関わる仕事をしたいと思い、翻訳の学習をスタート。総合翻訳科「ベーシック3コース」を修了後、英訳クラスを受講。クラスの受講生の紹介で『アン・ハサウェイ』(三栄書房・ニューズムック)の翻訳を一部手伝う。

開講情報

日英基礎

受講料 68,000円 (税込 73,440円)
受講期間 4/17~6/12(火曜・毎週×9回) スケジュール(PDF)
時間 19:00~20:40(100分)
定員 12名
修了規定 授業回数の7割以上の出席で修了となり、修了証書を発行いたします。
講師 吉本 秀人先生

講師からのメッセージ

  • 伝統的な日本の英語教育では、とくに定型的な日本語表現と英語構文の組み合わせ(例えば「~して初めて~する」)とIt is not until~)を数多く覚えることが重視されました。そして英作文は、それらを踏まえた出題者の「あの構文を覚えているだろう?」という目配せに応える形で作成されていたものです。

    …もっと見る

    こうしたやり方にはメリットもありますが、型にはめてしまうことによる大きなデメリットもあります。実際の日英翻訳では、こうした定型表現の翻訳を踏襲するようなやり方では適切に対応できないということです。
    この講座では、実際の翻訳で扱われた文章をベースにして、何を主語にして何を述語にするか、文法的に正しい英文になっているのか等といった問題点を個別に処理する形で、実践的に日英翻訳のコツや考え方を提示することを目的としています。

申込締切 4/5
教材発送 4/7
2018年4月期のお申込みは締切ました

お申込みから受講まで

  • 1.Webサイトよりお申込みください。

  • 2.お申込み後3営業日以内に「契約書面」と「受講料納入のご案内」を郵送します。

  • 3.「振込(一括のみ)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。

    「クレジットカード(VISA/Master 1回/2回/ボーナス一括のみ)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。

  • 4.教材発送日に、学生証、教材、予習指示(予習がある場合)をお送りいたします。

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