翻訳入門

こんな方におすすめ

  • 翻訳の学習経験がない方
  • あらゆる分野に適用する翻訳の基礎を身につけたい方
  • 英文解釈力を強化したい方

講座の特徴

18項目からなる”翻訳のための英文法”で英文読解に強くなる

授業では“翻訳のための英文法”という観点から構成されたフェロー・アカデミー独自のテキスト『STEP18』を使用。重要文法事項を18のポイントで効率的に学ぶことで、どんな仕事にも共通する「正しい翻訳につながる解釈のコツ」をおさえます。受講に必要な英語力は、英検2級以上またはTOEIC650点以上を目安としていますが、この基準に達していない場合でも、文法書を併用することで補強でき、学習効果を高めることができます。

みなさんは、英文法の知識に自信がありますか?

下記の例文はステップ15で学ぶ「仮定法の目のつけどころ」に掲載されています。助動詞の過去形wouldに注意して訳してみましょう。

A man of sense would be ashamed of such behavior.
【×誤訳】 分別のある人は、そんな行為を恥ずかしく思っただろう。
解説・ポイント If節があれば仮定法ではないかと見当がつきますが、実は上記の英文のようにIf節がなくても仮定法であるという構文もたくさんあります。これがとかく誤訳の原因になっているのです。ここではIf節がそっくり省略されているわけでもなく、Without television = If there were no television のように前置詞句をIf節の代わりにしてあるわけでもありません。なおかつ、助動詞の過去形wouldが使われています。このような場合、これは仮定法のwouldで、主語がIf節の代わりになっていると考え、残りを帰結文として訳すとうまくいきます。
【○翻訳】
分別のある人なら、そんな行為を恥ずかしく思うだろう。
翻訳入門で使用するテキスト『STEP18』では、さまざまな英文を文法に則って正確に理解し、そのうえで自然な日本語にする方法を学んでいきます。文法が苦手という方はもちろん、意味はわかるけどニュアンスまで理解しているかどうか自信のない方にもおすすめです。

テキスト「STEP18」で学ぶ英文法の重要項目

翻訳のための英文法という観点から構成されたテキスト『STEP18』を使用。 重要文法事項を18のポイントで効率的に学ぶことで、どんな分野にも共通する「正しい翻訳につながる解釈のコツ」をおさえます。

テキストの内容

  • 1:英文解釈から翻訳へ
  • 2:代名詞
  • 3:関係代名詞
  • 4:無生物主語
  • 5:受動態
  • 6:不定詞
  • 7:動名詞
  • 8:分詞構文
  • 9:時制
  • 10:完了時制
  • 11:接続詞
  • 12:比較表現
  • 13:否定構文
  • 14:前置詞
  • 15:仮定法
  • 16:会話文
  • 17:長文
  • 18:総仕上げ

テキストサンプル

翻訳入門<ステップ18>テキストサンプル

「予習」「授業」「復習」の3段階で効果的にスキルアップ

「翻訳入門」では以下のような流れで毎回のテーマに取り組みます。 予習→授業→復習を繰り返すことで、着実に英文解釈力が身につきます。

「予習」
テキスト『STEP18』にある解説と例文を読みます。 そのあと、テーマの理解度を図るために「練習問題」を訳して、授業に臨んでいただきます。



「授業」
テーマに関する講義のあと、予習してきた「練習問題」を発表していただき、それに対する講師からのフィードバックが行われます。




授業後、毎回のテーマの復習もかねて自宅で課題に取り組みます。講師が1人ひとりに添削を入れてフィードバックしますので、理解度を確認するとともに、自分の弱点の把握と克服にも役立ちます。添削課題の解説は次回の授業で行います。

安心の振替制度(4月期、10月期のみ)

授業に出席できない場合は、別の曜日・時間のクラスに振り替えることができます。振り替えた場合も、通常どおり添削指導が受けられます。

受講生限定特典

体験レッスン(初級)1回無料
単科初級「実務基礎」「日英基礎」「出版基礎」「映像基礎」のいずれかの体験レッスンを1回無料で受けることができます。

開講情報

翻訳入門(1)

受講料 126,000 円(税込 136,080円)割引プランはこちら
受講期間 10/16~2019/2/26(火曜・毎週×17回)スケジュール(PDF)
時間 13:00~14:40(100分)
定員 13名
修了規定 授業回数の7割以上の出席で修了となり、修了証書を発行いたします。
講師 寺澤 比奈子先生

講師からのメッセージ

  • 翻訳の勉強って、どんなことをするのだろうと興味のある方、まずは翻訳の世界を覗いてみてください。英文を読んでわかったつもりになっていても、いざ日本語の文章にしようとすると、そうはすらすらとはいかないものです。

    …もっと見る

    辞書をもう一度丁寧に引くことから始めなくてはいけないことがよくあります。それは手間のかかることに思えるかもしれませんが、その時の苦労が後で何倍にもなって返ってきてくれます。翻訳し終わった時には、英文解釈力も日本語表現力も確実に向上していることでしょう。英語に自信のなかった人はもちろん、英語は得意という人にも、目からウロコの発見があるはずです。
    授業では、遠慮なく質問してください。お互い切磋琢磨しながら、楽しく学んでいきましょう。

申込締切 10/5
教材発送 10/6
お申込みフォームへ

翻訳入門(2)

受講料 126,000 円(税込 136,080円)割引プランはこちら
受講期間 10/18~2019/2/28(木曜・毎週×17回)スケジュール(PDF)
時間 19:00~20:40(100分)
定員 13名
修了規定 授業回数の7割以上の出席で修了となり、修了証書を発行いたします。
講師 大沢 満里子先生

講師からのメッセージ

  • 翻訳に興味がある。その思いは同じでも目指すところは人それぞれでしょう。学生の頃から英語が好きで、今度は翻訳という形で英語を学んでみたいという方。日常の業務で翻訳作業が必要になり、体系的に学んでみようと思った方。そしてプロの翻訳家を目指そうという方。

    …もっと見る

    プロの翻訳家と言っても分野は実務から出版、映像など、さまざまです。どの道に進む方々にとっても、英文法は翻訳をするうえでの土台になるものです。その英文法を「翻訳」という切り口で見直そうというのが、この「翻訳入門」です。違った角度からアプローチすることによって、これまで培ってきた英文法についての理解が補強され、より深く腑に落ちる感覚を味わってもらえればと思います。
    新しいことに興味を持つのは、すばらしいことです。まずは目標に向かって最初の一歩を踏み出してみませんか。

申込締切 10/5
教材発送 10/6
お申込みフォームへ

翻訳入門(3)

受講料 126,000 円(税込 136,080円)割引プランはこちら
受講期間 10/20~2019/3/2(土曜・毎週×17回)スケジュール(PDF)
時間 13:30~15:10(100分)
定員 13名
修了規定 授業回数の7割以上の出席で修了となり、修了証書を発行いたします。
講師 松村 哲哉先生

講師からのメッセージ

  • AIでも翻訳はできる、そう勘違いしている人が増えてきているようです。しかしAIの専門家が指摘するとおり、ごく定型的な文章の翻訳、あるいは英独や仏英のように親戚関係にある言語間の翻訳ならともかく、日本語と英語のように非常に大きな距離のある言語の間に橋を架けるためには、人間による翻訳がどうしても必要です。

    …もっと見る

    学校で習ってきた英文和訳から一歩進めて、「著者の言わんとしていることを日本語で表現したらどうなるだろうか」ということを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
    私は27年間続けたサラリーマン生活を50歳でやめ、フェロー・アカデミーのカレッジコースで一年間勉強したのち、51歳から翻訳の仕事を始めました。人それぞれ、年齢にあった翻訳キャリアの積み方があるはずです。さあ思い切って、翻訳の世界に足を踏み入れてみてください。

申込締切 10/5
教材発送 10/10
お申込みフォームへ

受講生の声/授業ルポ

学習に取り組む姿勢を学び翻訳の質を上がった

ずっと自然科学に興味があったので海外のポピュラーサイエンス書や自然科学ドキュメンタリーの映像を日本語に訳す“翻訳”という仕事があることを知ったときには心が躍りました。当時勤めていた省庁を辞め、転職に向けてフェローに入学しました。
当初はベーシック3コースを受講するつもりでしたが、開講まで時間があり、翻訳を学んだ経験もなかったので「翻訳入門」から始めました。頭から訳し下げる方法や無生物主語の処理など、翻訳の基本を学べたことが大きかったですね。文法に関する先生の説明はまさに目からウロコで、今ひとつ理解できていなかった仮定法について、ようやく正しいイメージをつかむことができました。また、翻訳は本当に面白いと感じました。
その後、ベーシック3コースと単科の「ノンフィクション(現「ポピュラーサイエンス」)」を受講しましたが、「翻訳入門」で基本を学んでおいてよかったというのが実感です。これからもノンフィクションの翻訳家をめざして頑張ります。

<黒川 耕大さん>
大学と大学院で地学を専攻。省庁に5年勤めた後、フェローに入学。「翻訳入門」を修了後、「総合翻訳科ベーシック3コース」、単科「ノンフィクション(現「ポピュラーサイエンス」)」を受講。

働きながらの受講には効率的な単科コース

会社の仕事で必要に迫られて実務翻訳をすることになったのですが、帰国子女なので、学校で文法をちゃんと学んだことがなく、自己流で翻訳をしていました。しかし、仕事で翻訳をするなら、文法の基礎から勉強が必要だと感じて、フェローの「翻訳入門」を受講しました。
仕事と両立していたため、授業の振替(※)ができたことと、ポイントが絞られたテキストで効率的に勉強できた点がよかったです。入門を終えてみて、仕事で使うテクニカルライティングは、文法の理解度と比例して、完成度が高くなるのを実感しました。今でもテキスト『STEP18』は会社に置いてあり、例文がたくさん載っているので仕事にも役に立てています。
まず、実務翻訳のプロになることが目標ですが、絵本も好きなので、出版翻訳も学びたいと思っています。
(※振替制度は4月期と10月期でご利用いただけます)

<田中 麻衣子さん>
中・高校生まではオランダに在住。帰国後大学では心理学を専攻。化粧品会社の海外事業部を経て、IT関連の研究所に勤務。通勤しながらフェローの単科コースに通学。「翻訳入門」を受講後、「実務基礎」を受講。

あいまいだった文法を再認識してクリアに

大学時代に英語の論文を読んでいたことをきっかけに、英語を使った職業に就きたくて翻訳の道に進もうと思いました。 初めから実務翻訳を目指していたので、「入門・基礎がっちりプラン」(※)を利用し、早く実力をつけて仕事ができるよう2講座を同時に受講をしました。
受講していちばん感じたことは、“翻訳と英文解釈は違う”ということです。英文解釈は自分がわかればよいのですが、翻訳は自分以外の人に正確に情報を伝えられないといけないものなんだと、気づかされました。
「翻訳入門」の授業では、それまであいまいだった文法が再確認できました。特に、分詞構文や仮定法、完了時制などをクリアにしたうえで訳せるようになったことが、うれしいですね。
単科コースは、自分のやりたいことに向かって集中的に勉強できるので、将来の方向が定まっている人には向いていると思います。
(※「入門・基礎がっちりプラン」は4月期と10月期でご利用いただけます)

<中村 雄さん>
大学、大学院で工学系の分野を専攻。大学院を中退し、フェローに入学。「翻訳入門」と「実務基礎」を同時受講した後、実務翻訳コース中級の「メディカル」を受講。
  • 授業ルポ 翻訳入門

    オリジナルテキストで”英文法”という翻訳の土台を固める

    • 「翻訳入門」は、あらゆる翻訳の前提となる「英文を正確に読み取る力」を養うクラス。オリジナルテキスト「STEP18」を用い、英文法の重要事項を確認しながら、正しく読み解きわかりやすく訳すコツを習得するという。
      この日のテーマは「接続詞」。文法としてあまり難しいイメージはないが、先生は「接続詞は論旨がどう進んでいるかを読み取る上で重要。何と何をつなぎ、どういう関係になっているのか、それを見極めて訳し分けることが大切です」と説明する。これを聞いただけでも、中学・高校時代の英文法とは視点が違うことがわかる。
      続けて、等位接続詞と従属接続詞、接続詞と似た働きをする接続副詞についてざっと解説。その後、テキストをもとに、代表的な接続詞の働きとその訳し方を丹念に確認していく。
      等位接続詞のトップバッターはand。もはや準日本語と化した言葉だが、実際の用法はそう単純ではないらしい。
      「語と語、句と句、節と節を連結する言葉ですが、意味としては因果関係、動作や状態の連続、逆説を表すことがあります。例えば、He does not know how to drive a car, and he professes himself to be an engineer.という文の場合、andの前後が逆説の関係にあるので、『彼は車の運転を知らないのに~』と訳すと、日本語としてしっくりきます」
      同じように、or、but、forについても用法と訳し方を解説していく。「言い換えのorは『または』ではなく『つまり』」「forは主節の後に置かれ、主観的な理由を付加的に表すことが多い」など、重要ポイントが目白押しだ。

    文法に基づく直訳から自然な日本語表現へ

    • 「thatが、名詞節を導く従属接続詞なのか関係代名詞なのかを見極めるポイントは、that以下に主語あるいは目的語があるかどうか。なければ関係代名詞です」
      「主節にnotやneverなどの否定語がある場合、butで始まる従属節は肯定文であっても否定の意味に解釈します」
      こうした説明を聞いていると、曖昧になっていた文法知識がくっきりと修復されていく。もっとも即効性ある誤読(誤訳)の予防策だ。

      従位接続詞も含めすべての解説が済むと、仕上げとして練習問題に取り組む。3行ほどの英文が5問。先生は文中の接続詞について、「命令文プラスandの用法が出てくるので、そこに注意して訳してください」などとヒント与えてから、受講生に訳文を発表させる。その後、丁寧に英文を読み解いていくが、着目するのは接続詞だけではない。例えば、my engagement would prevent from spending more than two nights with himという箇所。
      「engagementにはいろいろな意味がありますが、ここは『約束』や『用事』。prevent~from -ingは『~が...するのを妨げる』ではなく『~が...できない』とします。そのため、『約束があるので、彼と2晩以上は過ごせない』という訳になります」

      全問をチェックした後、先生は訳例と次回までの提出課題を配布しながら、「一度直訳してから表現を工夫すると、原文から離れることなく自然な訳文になりますよ」とアドバイスした。英文和訳から翻訳へと一歩踏み出したばかりの受講生にとって、拠りどころとなる言葉に違いない。
      次回のテーマは「比較」。先生に「苦手な人も多いのでは?」と問いかけられ、うなずく受講生もいた。だが今のうちに弱点を潰しておけば、のちのち苦労することもない。文法力は翻訳の土台。受講生たちは足腰の強い翻訳者へ成長していくことだろう。

      『通訳者・翻訳者になる本2017』(イカロス出版発行)より転載
      (Text 金田修宏 Photo 岩田伸久)

お申込みから受講まで

  • 1.Webサイトよりお申込みください。

  • 2.お申込み後3営業日以内に「契約書面」と「受講料納入のご案内」を郵送します。

  • 3.「振込(一括のみ)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。

    「クレジットカード(VISA/Master 1回/2回/ボーナス一括のみ)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。

  • 4.教材発送日に、学生証、教材、 予習指示(予習がある場合)をお送りいたします。

top btn