出版翻訳コース
[中級]出版総合演習

2018年4月期のお申込みは締切ました

講座の特徴

中級講座で唯一、フィクション、ノンフィクションの両ジャンルを学ぶ講座

フィクション(純文学、ミステリー、ロマンス)とノンフィクションからそれぞれ1作品ずつを選び、タイプの異なる作品に触れます。ジャンルを問わずどんな原文にも対応できる基礎体力を養います。

授業の進め方

  • 授業前:
    授業当日正午までに、メールで訳文を提出
  • 授業当日:
    当番(3名程度)の訳文を配布して全員で読み、作品として鑑賞
    解釈や表現、文章構成について問題があれば、講師が適宜アドバイスし、受講生間で意見を出し合う
    当番以外の受講生の訳文は、講師が添削して次回授業日に返却
  • (1回の課題範囲は原文で1~2ページ程度)
  • 授業ルポ

    当番の訳文をたたき台にみんなで意見交換しながら、よりよい表現を探していく

    • 本講座ではフィクション・ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの原文を教材にしている。今期の課題はアメリカのホラー作家の短編だが、純文学的な深みと味わいがある。授業内で最後まで訳せる分量と巧みなストーリー展開に加え、読むたび、訳すたびに新たな発見があることから課題に選んだという。
      1回2時間の授業でとりあげるのは原書約1ページ。授業のまえに、前回の授業であてられた3人の訳文が全員に配られる。
      授業開始後、講師はまずこの当番の3人に少しずつ順番に原文を音読させ、内容とリズムを確認してもらう。次に訳してみての感想を訊き、それぞれに対してていねいにコメントする。それから、当番のひとりの訳文を中心に検討していく。どうしてその訳語を選んだのか、もっと適切な表現はないか、ときには当番以外の受講生の意見も訊きながら作品を深く掘り下げ、よりよい訳文を模索する。
    • 出版総合演習の授業の様子

    一語一語にこだわりすぎず、流れのなかで訳語を決める

    • 単語ひとつひとつの意味を確認し、主人公の心情を想像したり、作者の意図を考えたりしながら、流れのなかで最も適切な訳語を決める。状況がはっきりつかめないときには実際に自分で動作をしてみたり、その場の情景を思い描いてみたりするといい、といった助言もあった。ひとりの訳文を中心に見たあと、講師が全体的な講評をし、休憩をはさんで残りふたりの当番の訳文を、ひとりめの訳文と同様に細かく検討していく。
      同じ原文でも訳文は三者三様。決して自分の意見を押しつけることなく、それぞれの訳を活かした表現を受講者全員とともに見つけようとする講師の姿が印象的だ。
      授業の最後には講師の訳例が配られる。それを講師自らが音読し、質問を受け付けたあと次回の当番をあてて授業は終了。当番以外の受講生も訳文を提出すれば、講師が赤を入れて次回の授業の際に返却してくれるという。
    • 講師の布施先生

受講生限定特典

受講生×出版社 紹介サポート
受講生がリーディングして提出したシノプシス(*)全てを講師が読み、優秀なシノプシスを選抜します。その後、事務局を介して出版社の編集者に該当の受講生をご紹介。出版社からリーディングや翻訳を依頼される道につながります。
(*)日本でまだ翻訳出版されていない作品の原書を読んでレジュメを作成する業務を「リーディング」といい、そのレジュメを「シノプシス」と呼ぶ。

体験レッスン(中級)1回無料
中級講座の体験レッスンを1回無料で受けることができます。実務翻訳コース、出版翻訳コース、映像翻訳コースのなかから、好きな分野のレッスンを選べます。

「アメリア」クラウン会員に推薦

講師から「仕事で通用する実力がある」と認められた受講生は、翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員に推薦され仕事のチャンスが拡大します。
クラウン推薦分野:フィクション ノンフィクション

出版ゼミ見学会

受講期間中に1度、上級「出版ゼミ」を見学することができます。講師の人柄やゼミの雰囲気、授業のレベルなどを、ご自身の目で確認してから上級講座をご検討いただけます。見学可能な日や申込方法は、事務局より案内いたします。

受講条件

出版翻訳コースの受講テストに合格した方。
ただし下記のいずれかの条件にあてはまる方は受講テストが免除されます。

  • ①同じ講座を再受講される方。
  • ②単科、カレッジコース、ベーシック3コースのいずれかの「出版基礎」を修了した方。
  • ③通信講座の「出版翻訳講座」、「マスターコース(出版分野)」のいずれかを修了した方。

*合格通知日または①~③の受講期間終了日から3年以内の申込みに限ります。
*受講テストの詳細は「お申込みから受講まで」をご覧ください。

開講情報

[中級]出版総合演習

受講料 112,000円(税込 120,960円)
受講期間 4/11~9/19(水曜・隔週×12回) スケジュール(PDF)
時間 18:30~20:30(120分)
修了規定 授業回数の7割以上の出席で修了となり、修了証書を発行いたします。
講師 布施 由紀子先生

講師からのメッセージ

  • 翻訳の心髄は、原文どおりに訳すこと。といってもそれは直訳することではありません。原文に込められた著者の思いを汲んで文脈を正しく理解し、自然な日本語で「表現」することです。フィクションでもノンフィクションでも、この基本は同じです。

    …もっと見る

    しかし案外、文脈の読み取りが不十分なまま、強引な「単語変換」を繰り返し、一見こなれた日本語文に仕立てて意訳したつもりになっている場合が多いものです。原文の意味を表現できていなければ粗訳であり、誤訳でしかありません。本講座では、ひとりひとりの個性をたいせつにしつつ、文脈理解力、日本語表現力を高めることを目標とします。いま一度、原文を読んで日本語に訳すとはどういうことか、原点に立ち返って考えてみませんか。課題作品に向き合うなかで、ご自分の翻訳を見つめ直しましょう。半年間で1年分の勉強をするつもりで取り組んでいただきたいと思います。

申込締切 3/29
教材発送 3/31

お申込みから受講まで

  • 1.Webサイトよりお申込みください。

  • 2.お申込み後3営業日以内に「契約書面」と「受講料納入のご案内」を郵送します。

  • 3.「振込(一括のみ)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。

    「クレジットカード(VISA/Master 1回/2回/ボーナス一括のみ)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。

  • 4.教材発送日に、学生証、教材、予習指示(予習がある場合)をお送りいたします。

 
  • ※受講テストが必要な方はこちら

    1. Webサイトよりお申込みください。
    2. お申込み後3営業日以内にメールで課題をお送りします。ご自宅で訳し、1週間以内にご提出ください。
    3. ご提出から約1週間後に合否の連絡をし、合格者には「契約書面」と「受講料納入のご案内」を郵送します。
    4. 「振込(一括のみ)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。
      「クレジットカード(VISA/Master 1回/2回/ボーナス一括のみ)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。
    5. 教材発送日に、学生証、教材、予習指示(予習がある場合)をお送りいたします。
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