学習を続けるうちに興味が広がり、
翻訳をキャリアとして考えるようになりました。
小学生の頃、夢中になって読んでいた「大草原の小さな家」シリーズが、翻訳者によって印象が大きく異なることを知り、翻訳の大切さが子ども心にも深く残りました。それから何十年もたって本格的に翻訳の勉強を始めたのですが、フェロー・アカデミーを選んだ理由は、通信講座が充実しているので、地方にいても十分に学習ができると考えたからです。まず「翻訳入門<ステップ18>」から始め、その後、もともと児童文学に興味があったので、迷わず「はじめての出版翻訳」を受講しました。この講座では、短い期間に様々なジャンルの作品に触れることができました。受講前は児童文学まっしぐらといった意気込みでしたが、実際に取り組んでみると他のジャンルも魅力的で面白く、興味が広がりました。毎回の添削がとても楽しみで、添削内容に一喜一憂し、「フムフム、なるほど」と食い入るように読みました。
その後、約2年間、通信講座を継続しましたが、長く続けることができた理由は、トレーナーの方がとても丁寧に添削し、質問に答えてくださったからだと思います。「辞書をもっと引きましょう」「時間の許す限り調べ物に手を尽くしましょう」「擬態語は使いすぎないように」といったアドバイスに加え、「原文の雰囲気がよく伝わりました」等、良かった点も具体的にほめて指導してくださったので、大変励みになりました。
現在は、専門学校の英語講師などをしながら、アメリアの定例トライアルに応募しています。学習を始めた当初は、ずっとやりたかった翻訳を生きがいとして学ぼうというつもりでしたが、フェロー・アカデミーで学習を続けるうちに、真剣にキャリアとして考えるようになりました。将来は、出版翻訳の仕事に携わりたいと思っています。
<杉谷 洋子さん>
結婚、出産、子育てを経て、小学生の頃からの夢であった翻訳を、本格的に学ぶことを決意してフェロー・アカデミーの通信講座を受講。「翻訳入門<ステップ18>」からスタートし、「はじめての出版翻訳」「出版翻訳講座」「リーディング講座」、マスターコース「出版総合」を受講。現在は、専門学校の英語講師をしながら、アメリアの定例トライアルへ積極的に挑戦し、出版翻訳者を目指してスキルアップに励んでいる。