コース概要
- 講座名
- 翻訳者のための辞書セミナー
~辞書引きから訳文作りの実践へ~
- 配信期間
- 2020/11/5~2020/11/26
- 受講料
- 8,800円(税込)
- 動画時間数
- 約90分
- 受講対象
- 翻訳学習経験者
- 申込締切
- 10/29
- 動画URL送付
- 11/5
※課題と資料(PDF)はメール添付でお送りします。 - 質問受付期間
- 11/5~11/26
動画視聴後、講師に質問することができます。回答は2週間以内にお送りします。
※質問はお一人様1回とさせていただきます。
辞書を正しく活用した翻訳方法を、課題を用いて実践します。
このセミナーでは、辞書を有効活用した実践的な訳文の作成方法を紹介します。まず、(これまでにもお伝えしてきた)辞書ごとの特徴を、「こんなときには、この辞書を引く」という具体的な観点から説明します。続いて、例題をもとに、辞書ごと(オンライン、アプリ、PC上の辞書など)に単語や成句をどう調べ、どこを読み取るかという段階に進みます。最後に、事前課題を解説しながら、辞書で得た情報をどう訳文に活かしていくのか、実践的な方法を考えます。課題文でご自身の訳文作成プロセスを確認した後、動画でプロの手順と比較して改善を図ることが可能です。
過去の「翻訳者のための辞書セミナー」を受講しているほうが望ましいのですが、今回辞書セミナーを初めて視聴する方でも安心して受講いただけます。
辞書環境の整え方、オンライン英英辞書の活用方法に続く、高橋先生による「辞書セミナー」待望の第3弾です。辞書に関する情報発信や講演も積極的に行っている高橋先生から、実践的で効果的な辞書の使い方を学べるこのチャンスをお見逃しなく!
1.どんなとき、どんな辞書を引くのか
2.辞書の具体的な引き方解説
・オンライン、アプリ、LogoVistaなど辞書別に引き方を解説
・成句をどう引くか――辞書の形態ごとに語義や語法をどう読み取るか
3.辞書を引いてから訳語を決めるまでのプロセス
・事前課題を解説しながら、訳語を決めていくプロセスを紹介
――プロの方々は、「そこまで調べるのか」と思うほどたくさんの辞書にあたって訳語を決めていることが分かり、大変参考になりました。
――事前課題に取り組むことで、講座の流し見がなくなることと、自分の普段の調査環境や作業に足りないところ、そのまま維持していいだろうというところが認識できたので、満足しました。
――困っていた成句検索の方法がわかったほか、これまで導入していなかった辞書アプリ、学習者向け英和辞典活用のメリットなど、実務ですぐにいかせる情報が盛りだくさんでした。質問にも丁寧にご回答くださいました。
実務翻訳家。学習塾の講師をしながら、マニュアルなどコンピュータ関連の翻訳を始める。その後、翻訳会社のローカライズ部門に社内翻訳者として勤務し、2007年からフリーランス翻訳者として活躍。現在はIT・テクニカル、マーケティング文書全般の翻訳を手がける。日本翻訳連盟(JTF)副会長。アメリアの「定例トライアル<実務(IT・テクニカル)>」の審査も担当。