コース概要
- 講座名
- メディカル翻訳~同意説明文書~
- 配信期間
- 2024/12/11~2025/1/6
配信日にメールにてご案内をお送りします。 - 受講料
- 6,050円(税込)
- 動画時間数
- 約80分
- 受講対象
- 実務翻訳の基礎(初級)の学習経験がある方
- 申込締切
- 12/4
- 質問受付期間
- 12/11~1/6
動画視聴後、講師に質問することができます。回答は2週間以内にお送りします。
※質問はお一人様1問とさせていただきます。
同意説明文書の構成を理解し、英訳における頻出語彙や表現を学びます。
英訳需要が高い治験翻訳文書の一つである「同意説明文書」。患者さんが参加する治験について知り、自分自身で参加を決定するために読む文書のため、理解しやすい平易な言葉で作成されています。臨床試験に関する、そのほかの文書ほど専門的な言葉や難解な説明があふれているわけではないため、これからメディカル翻訳を学ぼうと思っている方には比較的取り組みやすい文書と言えます。
そうは言っても、日本の施設で使用する同意説明文書は、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)に従って作成されるため、適切な訳文を作るには各項目の記載目的を正しく理解することが必要です。
この講座では実際の施設で採用されているテンプレートをお見せしながら「同意説明文書」の構成を学びます。文書の全体像を掴み、その文章が何の目的で記載されているのか理解を深めたうえで課題に取り組んでください。頻出語彙や表現、間違えやすいポイントを学習し、自然な英語に翻訳できる力を培いましょう。
1.治験の同意
2.同意説明文書とは
3.同意説明文書のテンプレート
4.事前課題の解説
5.クライアントの求める翻訳とは
1~3を視聴した後、事前課題に取り組んでいただき、その後4以降を視聴していただきます。
上智大学文学部英文学科を卒業後、がん専門病院に就職。外国人患者の対応を担当する部署で、来院時の通訳や院内文書の翻訳に従事する。その後、CRO(医薬品開発業務受託機関)に転職し、治験立ち上げ業務に携わる。フリーランスの翻訳者として独立以降は、実務経験を活かし、同意説明文書や治験契約書など、治験関連の文書を中心に翻訳(主に日英)およびチェックを行っている。