米・英・北欧の警察組織・制度を学ぶ

ミステリー小説を数多く手がける講師が、海外の警察組織や制度について詳しく解説します。

こんな方にお勧めです

  • ミステリー作品をより深く味わいたい方
  • 各役職の翻訳上の表現を学びたい方

コース概要

講座名
米・英・北欧の警察組織・制度を学ぶ
配信期間
2024/5/13~2024/6/3
配信日にメールにてご案内をお送りします。
受講料
6,050円(税込)
動画時間数
約90分
受講対象
翻訳学習経験者
申込締切
5/7
質問受付期間
5/13~6/3
動画視聴後、講師に質問することができます。回答は2週間以内にお送りします。
※質問はお一人様1問とさせていただきます。

学習内容

「保安官」と「警察官」の違いを知っていますか?

ミステリー小説に必ずといっていいほど登場する警察。事件の捜査や被疑者の逮捕、治安維持など警察官の任務は各国共通ですが、その組織や制度は国ごとにまったく違うため、組織の名称や役職を訳す際、単純に日本の警察組織に当てはめることはできません。

この講座では、アメリカ・イギリスの警察組織に加え、新たにミステリー小説で人気が定着してきた北欧(スウェーデン)の警察組織について学びます。各警察の組織図をはじめ、日本にはない「保安官」の制度や、「保安官」と「警察官」の職務権限の違い、さらには縄張り争いの様子が描かれることの多いFBIと地元警察の関係など、立場の違いや組織のつながりを解説します。

また、警察組織の紹介だけでなく、『ミスティック・リバー』(アメリカ)、『樽』(イギリス)、『笑う警官』(スウェーデン)などの有名ミステリー小説から警察や警察官が登場するシーンを選び、日本語ではどのように翻訳されているのかも見ていきます。

講師は重厚なミステリー作品を数多く翻訳してきた加賀山卓朗先生。講座を通して、ミステリー小説を今よりもっと深く理解し、正確な翻訳につなげましょう。

学習内容

1.日本の警察組織と階級について
2.米、英、北欧の警察制度・組織について
3.海外ミステリー小説における警察(警察官)の描かれ方

■講座で取り上げる作品
アメリカ
『ミスティック・リバー』   デニス・ルへイン
『警察署長』         スチュアート・ウッズ
「87分署」シリーズ      エド・マクべイン
イギリス
『樽』            F・W・クロフツ
「リーバス警部」シリーズ   イアン・ランキン
『オリバー・ツイスト』    チャールズ・ディケンズ
スウェーデン
『笑う警官』         シューヴァル&ヴァールー
「ヴァランダー警部」シリーズ ヘニング・マンケル

受講者の声

――最初に日本の警察組織についての説明があったので、その後の米・英・北欧の警察組織と容易に対比させることができました。

――組織図だけでなく、作品や作品中での具体的な記述も紹介されていて、実際に翻訳されたイメージが分かりました。

――まとめて調べないとなー、と思いつつ怠けていたのに、この講座のおかげで一気に理解が深まり、とても助かりました。部長刑事と刑事部長は今後、絶対に間違えないと思います。

担当講師

加賀山 卓朗
Takuro Kagayama

出版翻訳家。『夜に生きる』『スパイはいまも謀略の地に』『レッド・ドラゴン』(早川書房)、『大いなる遺産』(新潮社)、『モーリス』(光文社)、『黒き荒野の果て』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(日本経済新聞出版社)など訳書多数。

お申込みの流れ
STEP-1
受講お申込み
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クレジットカード
STEP-3
動画視聴用URLの送付
配信開始日に視聴用のURLをお送りします。
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