菊地清香さん

実務

子どものころから本が好きで、大学の卒業論文で英語文献を日本語に訳す機会があり、翻訳におもしろさとやりがいを感じる。大学卒業後、一般企業に入社。その後、フェロー・アカデミーで翻訳の勉強を始める。通信講座「翻訳入門<ステップ18>」修了後、「はじめての出版翻訳」「出版翻訳講座」「リーディング講座<ロマンス>」「マスターコース フィクション<ロマンス&ミステリー>」などを受講。翻訳者ネットワーク「アメリア」で応募した翻訳会社からニュース記事の翻訳を受注しながら、出版翻訳の学習を続けている。

受講生インタビュー

徹底して原文と向き合う姿勢を身につけ、 ニュース記事の翻訳で活躍

2012年にアメリアで未経験者でも応募できる求人があったのでトライアルに応募したところ、合格して翻訳会社に登録となりましたが、まだ学習中の身でやはり至らないところが多かったためか、その会社とは継続的なお取引にはつながりませんでした。当時はまだ出版翻訳コースの中級講座を受講中で、「実際に仕事ができるのはまだまだ先だな」と割り切って課題の学習に力を注ぎました。

最近になって実務翻訳の求人に本格的に応募するようになりました。きっかけは、昨年夏にツイッターのオフ会で実務翻訳者の方々とお会いしたことです。そのときお会いしたみなさんの姿から「自分の腕一本で食べていく」翻訳者の仕事のやりがい、難しさや楽しさを感じ、「自分も早く翻訳で収入を得てこの人たちに近づきたい」と強く思いました。
「翻訳入門<ステップ18>」から学習を始めて3年目になるころで、ちょうど上級のマスターコースを修了したタイミングでもありました。翻訳の勉強も楽しかったのですが、オフ会で刺激を受けたこともあり、出版翻訳と並行して、それまではまったく考えていなかった実務翻訳にも意識を向けて行こうと思いました。
その第一歩として、日本翻訳者協会(JAT)の新人翻訳者コンテストに応募しました。思いがけず第2位に選んでいただき、副賞としてJATの年次総会IJET-25にご招待いただきました。IJET-25の会場でご挨拶をした翻訳会社の方に後日連絡を取って、トライアルを受けさせていただき、現在は、主にビジネス関連のニュース記事の翻訳と、英文資料を読んで抄訳する仕事を受注しています。

私は、出版翻訳の学習をメインにしてきたのですが、実際には出版翻訳の講座で学んだことはすべて実務翻訳の仕事に役立っています。入門講座では翻訳の土台としての英文法の知識を学び、出版の初級、中級では腰を据えて原文と向き合う姿勢を学びました。そして、上級講座で日本語として自然な文章を書く訓練を繰り返しましたが、こうした学習の全てが今の仕事に役立っていると感じます。表記の仕方など細かなルールに違いはありますが、それは実務翻訳のなかでもジャンルによって違います。出版翻訳の講座で「原文との向き合い方、翻訳者としての原文の読み方」を鍛えれば、実務の分野でも通用する可能性があると身をもって感じています。

実は、ステップ18を受講しているとき、課題を提出するまでにかなり時間がかかっていたため、「実際の仕事でこれでは通用しない」と焦ってしまい、スピードを上げたほうがいいでしょうかとトレーナーに相談したことがあるんです。そのときに、「この段階では、時間を気にするのではなく、原文の意味合いを正確に読み取って丁寧に訳すことが実力を養うことになる」というアドバイスをもらいました。
それからは腹をくくり、十分に原文が理解できるまで、納得がいく訳文が書けるまで、徹底的に時間をかけるようにしました。どんな仕事にも期限はあるので時間を無限にはかけられませんが、入門・初級講座の段階で、どんなに時間がかかっても最後まで原文と向き合う姿勢を身につけた意味は大きかったと思います。

菊地清香さんが受講した講座(通信)

入門翻訳入門<ステップ18>通常コース

実務翻訳 出版翻訳 映像翻訳
期間
9カ月
  • 実務翻訳
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳

初級はじめての出版翻訳

出版翻訳
期間
3カ月
  • 出版翻訳

中級出版翻訳講座

出版翻訳
期間
6カ月 
  • 出版翻訳

中級リーディング講座「ロマンス」

出版翻訳
期間
4ヶ月
  • 出版翻訳

マスターコース

期間
6カ月