実務翻訳<ベータ> 英語と日本語の発想の違いを理解しながら、どの実務系ジャンルにも応用可能な翻訳スキルを磨きます。

講座の特徴

書き言葉の基本を学び、柔軟な発想転換力を養う 

実務翻訳では、「人に対して論理的に物事を説明する」書き言葉が不可欠です。
フェロー・アカデミー独自のメソッドで作られたテキスト『BETA』(Basic Elements of Translation Arts)は、実務のあらゆる分野で頻出する日本語に訳しにくい動詞を選び、「関係」「特徴」「現象」「作業」の4章に分類。各章で日本語と英語の論理的表現の違いと動詞の働きを学びます。柔軟な発想転換を図ることで、英和・和英どちらにも対応できる高度な翻訳力が身につきます。

テキスト『BETA』カリキュラム
第1章「関係」 第2章「特徴」
「〜の結果、〜が生ずる」「〜を使うことで、〜が可能になる」「〜するためには〜が必要となる」といった複数の事物同士の「関係」を示す表現を学習します。ここで学ぶ表現は論文、テキスト、新聞雑誌の記事にいたるまでありとあらゆるところで目にするものです。

扱う動詞例:
・BETA 1「因果・相関」cause、result in、lead to、bring about、trigger……
・BETA 2「可能・不可能」enable、permit、allow、facilitate、help、contribute to……
・BETA 3「必要・不要」require、demand、need、involve、assume……
モノや出来事が具体的にどのような「特徴」を持つかを説明する表現を学習します。「〜では〜について述べられている」「〜は〜の役割を果たす」「〜には〜が組み込まれている」など、事物の情報を伝える表現の幅を広げていきます。


扱う動詞例:
・BETA 4「性質・内容」constitute、present、consist of、illustrate、represent……
・BETA 5「機能・役割」enable、provide、offer、serve、be capable of……
・BETA 6「構成・構造」include、comprise、contain、carry、use、employ……
第3章「現象」 第4章「作業」
「何が起きているのか」「数量の変化」「モノの移動・流れ」など動的・静的な動きを伝える表現を学びます。科学論文や新聞・雑誌では頻出しますが、日本の学校英語ではほとんど習わないのが現状です。

扱う動詞例:
・BETA7「状態・状況」see、show、enjoy、suffer、continue、record……
・BETA 8「変化・変動」become、increase、rise、appear、improve、deteriorate……
・BETA 9「動作・進行」travel、move、flow、rotate、turn、progress……
人間がモノなどを作ったり、手に入れたり、活かしたり、管理したりする行為を示す表現を学習します。すべて人間が主体の行為ですが、英語では無生物主語や受動態が多用され、主語が必ずしも人間ではないのが特徴です。

扱う動詞例:
・BETA10「作成・入手」……produce、build、prepare、form、create、win……
・BETA 11「利用・実行」……apply、spend、use、perform、exercise……
・BETA 12「維持・変更」……hold、make sure、change、maintain、avoid……

12のレッスンで74の表現をマスター

cause, result in, lead to, mean, reduce…・これらはすべて「主語と目的語」を「原因と結果」という≪因果関係≫で結び付ける動詞。ベータ1では、この≪因果関係≫の機能を持つ動詞を、さらに「出来事をもたらす関係」「変化をもたらす関係」など、7つのテーマに分類し、紹介しています。
このように、実務翻訳の際によく登場する動詞を独自のメソッドで整理・分類したテキストで、計74の実務翻訳の頻出表現を身につけます。

「翻訳のヒント」が満載。プロにも愛されるテキスト

テキストで学ぶ内容は、すっきり整理された「表現ノート」で毎回確認。
個々の動詞の機能を理解し、さらに「翻訳のヒント」と題した英訳/和訳の公式を使えば、分かりやすく、かつ原文にもきちんと即した翻訳ができるようになります。この手法を習得すれば実務翻訳の基礎固めはもちろん、仕事を得るようになってからもあらゆる分野で応用力が発揮できます。

英語と日本語の発想の違いを学び、実務翻訳の基本を身につける

次の文を訳してみてください。

Poor service will cause customers to go elsewhere.

causeを辞書通り「引き起こす」と訳して、「悪いサービスは客が他に行ってしまう原因をひき起こす」としてもじゅうぶん意味は通じますね。
ではこれを、この講座で学ぶ「ベータ・メソッド」で翻訳するとどうなるでしょう。
まず causeという動詞を挟んだ主語と述語の関係を考えます。“Poor service”が原因となって“customers to go elsewhere”という結果が起こる、という≪因果関係≫だと分かります。そこで「〜により〜となる」というように、原因と結果が明確な表現にしましょう。
さらに、“Poor service”をそのまま「悪いサービスにより〜」と訳してしまうと、これも日本語としては少しおかしくなってしまいます。英語では無生物主語の文体が多く用いられますが、これを「人」主体の文に訳出すると自然になります。実際に例文を「人」主体に置き換えてみると、次のような接続詞を使った複文になります。
If you give poor service customers will go elsewhere.
こうすると行為の主体が明確になります。翻訳の世界では、ここまで原文の意味を深くくみ取っていきます。

訳例 サービスが悪いと顧客は別の店に行ってしまう。

このようにベータでは、主語と目的語をどのような関係で結び付けているか、という動詞の『機能』に着目し、さらに英語と日本語の発想の違いを学ぶことで、明快かつ正確に原文の情報を伝えられる力を身につけていきます。


12のレッスンで74の表現をマスター

■オンラインスクーリング(年4回実施)

テキスト『BETA』執筆講師の吉本秀人氏に直接質問ができるチャンスです。
自宅で受講できるオンラインスクーリングなので、遠方や海外にお住いの方も参加できます。

オンラインスクーリング「参加者の声」

  • 仲間の存在がモチベーションアップに
    「通信講座で自分ひとりで勉強する中で、同じように勉強している人、その人の訳文などを見ることができたので、これからの学習のモチベーションになりました」

    「今回のスクーリングを通して、私と同じように頑張っている人たちがいると知れたことが、今後の励みになりました。最後の質問コーナーでは、他の受講生がどのようなことを疑問に思っているかを知ることができ、とても参考になりました」
  • 先生に直接指導してもらえる
    「事前に提出する課題があり、参加者の翻訳を実際に例示し、何を変えればよかったか、直接講師からの指摘をいただける点が良かったです」

    「実務翻訳者を目指す人にむけて、トライアルに合格するために必要なことなど、貴重な情報も具体的に教えていただけました」
  • テキストの理解が深まる
    「原文にない文章も足してもよいこと、文章の流れを掴むことなど、教材だけでは感じとれない感覚を教えていただけたのがよかったです」

    「実務翻訳における4つのジャンルの訳し方について、知識をまとめるのに役立ちました。講座が終わりにさしかかっているので、復習にもなりました」
  • 総合的に満足しています
    「無料の気軽なものかと思いきや、事前に課題に取り組み、当日の教材にあらかじめ目を通してしっかりと予習できていたので満足しています。」

    「事前にオンラインシステムの説明がしっかりとあったこと、講義の開始・終了のタイムスケジュールが守られていたこと、講義内容が充実していたこと、など通学講座のような几帳面さがあって、すべてに満足しています」

■受講生専用「マイページ」でご利用いただける学習サポート

・復習サポートシステム「Q&A」
トレーナーの添削内容やアドバイスについて分からないことがあれば、Q&Aからご質問できます。
・おすすめの辞書・参考書
トレーナーがおすすめする辞書や参考書をご紹介しています。

●学習の進め方

テキスト

例:BETA1 因果・相関

1. テキストを読む

BETA1で学習するのは、複数の事物同士の「関係」を示す表現のうちの「因果・相関」を示す表現。「因果(原因と結果)」動詞を使った英文を、直訳調でない自然な日本語で訳すテクニックを学びます。

2. 課題1を翻訳し、提出

課題は和訳でセンテンス問題3題、パラグラフ問題1題。
テキストで学んだ発想を活かして英訳2題にも挑戦します。

3. 添削と「解説/訳例」が届く

因果関係を正しくとらえ、わかりやすく、正しく、簡潔に訳せていたか、添削をもとに確認します。

ベータ・メソッドによる「因果・相関」の訳出方法が
理解できたところで、BETA2「可能・不可能」に挑戦!

講座情報
受講期間
通常コース:6カ月(サービス延長期間3カ月)
速習コース:最長6カ月(サービス延長期間なし)
※毎月25日までのお申込みで、翌月から受講スタート
※通常コースには、受講期間終了後も提出期限に間に合わなかった課題を提出できる「サービス延長期間」がございます。
受講料
58,000円(税込 62,640円)
教材発送
通常コース:毎月2回発送
速習コース:初回一斉発送
(初回教材の発送は、お申込みより約1週間後)
通常コースと速習コースの違い
添削
通常コース:12回/月2回(担任トレーナーによる指導)
※手書き(またはワープロ印字)で添削した訳文を郵送で返却します。

速習コース:12回/随時(複数トレーナーによる指導)
※Wordのコメント機能を使って添削した訳文データをマイページ上で返却します。
修了規定
10課題以上提出で修了証書を発行
執筆講師
吉本 秀人

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※海外からの受講は「速習コース」のみとなります。
※「速習コース」の受講は、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWord形式で保存できるワープロソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。

執筆講師トレーナーから

執筆講師の声

実務翻訳の決め手は3C。わかりやすく(clear)、正しく(correct)、簡潔に(concise)訳すことが原則です。そのためには、日本語と英語の違いを見極める柔軟な発想が必要となります。「ベータ・メソッド」では、単語の持つ機能を分類・整理し、発想の転換を図ります。 たとえば「この方法を使うことにより、機械の動作が改善する」というとき、“By using this method, the operation of the machine will improve.”のように訳してしまうのは日本語的発想。そこで「ベータ・メソッド」を使って、英語的な発想に切り替えてみると、これは条件と目的の関係を示す一種の「可能」表現だと考えられます。それなら代表的な可能動詞permitを使って、次のような簡潔な文に訳すことができるでしょう。 “This method permits the machine to operate better.” このようにさまざまな発想転換のポイントを習得すれば、あらゆるビジネス英文に応用できます。

■テキスト執筆講師/吉本 秀人

添削トレーナーから

実は、私自身も実務翻訳<ベータ>の修了生。英語修行の一環として十数年前に受講して、翻訳への新しい世界を開かせてもらったひとりです。
実務翻訳<ベータ>の目的はプロとしての実務翻訳の考え方・手法を習得すること。いわゆる学校英語や受験英語から大きく飛躍して、実務に通用する英語らしい英語、そして日本語らしい日本語表現を追及していきます。添削課題では、clear(明解)、correct(正確)、concise(簡潔)の3Cを支点にアドバイスしていきます。
受講生の熱心な答案から、私自身も翻訳への新しい刺激を日々受けています。目標へ向かって皆さんが大きなステップを踏み出せるようお手伝いできることは、トレーナーとして最大の喜びです。この講座でお会いできることを楽しみにしています。

■添削トレーナー/畑野 芳夫

テキスト[ベータ]にメディアも注目

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お申し込み方法

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講座のお申込みは
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お申込みから3営業日以内に、教材と受講料のお支払いに関するご案内をお送りいたします。
※海外生は受講料の入金が確認できてから教材をお送りします。
事務局よりお送りした納入案内にしたがって、受講料をお支払いください。

支払方法
○振込:一括払い
○クレジットカード(Visa/Master):1回/2回/ボーナス一括払い

到着後、8日以内に受講料をお支払いください。 Web申込でクレジットカード払いを選択された場合、お申込み時にご登録いただ いたカード情報に基づき手続いたします。

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受講生の声

自然な日本語に訳せるようになり
興味の持てる分野も見つかりました

写真

「翻訳入門<ステップ18>」修了後、出版翻訳か実務翻訳かで進路に迷っていました。最終的に実務翻訳を選んだのは、幅広いジャンルがあるので自分にもどうにか入り込める「場」があるのではと思ったからです。その「場」を見つけるために基礎固めをしておこうと、「実務翻訳<ベータ>」を受講しました。
半月に1度の課題提出は大変でしたが、慣れてくると締め切りがペースメーカーとなってくれました。テキストを隅々まで熟読し、例題もしっかり訳す。そんな勉強を続け、トレーナーの方から「以前に比べて○○が良くなった」と言っていただいたときは本当に嬉しかったです。進歩の度合いを指摘してもらえるのは、担任制のメリットだと思います。
受講後は自分の興味も絞られ、仕事にもつなげることができました。英語と日本語の構造の違いを学んでおいたおかげで、英語らしい表現であっても日本語らしく仕上げることができています。興味を持って仕事ができる「場」が見つかり、実務翻訳という“大海”に飛び込んで本当に良かったです。

<岩田 早希子さん>

学生時代は小説家をめざして新人賞にも応募。なかなか受賞を果たせず、文章力を活かせるほかの仕事を探す中で翻訳にたどり着く。フェローの通信講座「翻訳入門<ステップ18>」「実務翻訳<ベータ>」「ベータ応用講座「メディカル」」などを修了し、現在は複数の翻訳会社に登録してゲーム分野を中心に活躍。メディカルやビジネス分野にも仕事の場を広げている。

体系的な学習カリキュラムに満足
頻出単語の訳し方は仕事でも参考にしています

写真

会社員時代に業務の中で翻訳をしていたので、それなりの自信を持って「実務翻訳<ベータ>」を受講しました。ところが期待した点数が取れず、最初は落胆続き。考えを改めたきっかけは、トレーナーの方の「翻訳力を付けるには時間がかかる」というコメントでした。点数に一喜一憂せず、時間をかけて取り組むにようになると、次第に点数が上がっていきました。
体系的に勉強することが当初の目的でしたが、望み通りの学習ができたと思います。添削指導はもちろん、重要な動詞・表現ごとにトピックがまとめられたカリキュラムが良かったです。provide、allow、enableなどの頻出単語の訳し方は仕事でも参考にしていますし、テキストの例文と訳文を活用して日英翻訳のトレーニングにも取り組んでいます。
品詞を変換してこなれた訳文を考えるところに翻訳の面白さを感じます。受講される方は、自分なりの楽しみを見つけると、勉強により打ち込めると思いますね。

<佐藤 晴彦さん>

大学卒業後、コンピュータソフトウェア関連企業に入社。プログラマーや営業職を経て、外資系ソフトウェア企業に転職。マニュアル制作部門で翻訳などに従事する。その間にフェローで翻訳学習を始め、通信講座「実務翻訳<ベータ>」「ベータ応用講座「コンピュータ」」、マスターコース「IT・テクニカル」修了。現在はフリーランスの翻訳者として、主にIT関係の英日翻訳を手がけている。

添削トレーナーからの様々な指導は
貴重な“フィードバック”だと思います

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会社員時代に金融関係の英訳チェックに携わり、将来的にはビジネス文書などの翻訳にも挑戦してみたかったので「実務翻訳<ベータ>」を受講しました。結婚準備などで忙しく速習コースを選びましたが、自分のタイミングで課題を出すことができ、とても助かりました。
実務翻訳全般の基礎テクニックや、英語らしい表現を数多く学べたことが良かったですね。トレーナーの方々に指摘していただいた間違いや重要ポイントも非常にためになりました。翻訳会社のトライアルを受けてもフィードバックをもらえることはほとんどないので、貴重な指針を得られたと思っています。
しばらく課題を提出できなかった時期、トレーナーの方に「継続は力なり」と励ましていただいたことがありました。やはり日々の積み重ね以外に学習の王道はありません。当面は翻訳者だけでなくチェッカーの求人にも積極的に応募し、時間の許す範囲で上級講座にも挑戦してみようと考えています。

<ウォーレンブロック 早登美さん>

外資系企業で業務の一環として金融関連の英訳文チェックの仕事に係わる。国際結婚により「どこにいてもできる仕事がしたい」と考えて翻訳者を志す。業務経験を活かすべく、フェローの通信講座「翻訳入門<ステップ18>」を経て、「実務翻訳<ベータ>」を受講。現在は翻訳会社4社に登録し、翻訳やチェッカーの仕事をしながらスキルアップに努めている。

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PICK UP

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