フィクション<2>

フィクション<2>

講座名
出版翻訳コース中級 フィクション<2>
受講期間
2019/4/11~2019/8/22(木曜・隔週×10回)
受講料
93,000円(税込 100,440円)
時間
14:00~16:00(120分)
定員
12名
受講条件
有り
※詳細は「お申込みの流れ」をご確認ください。
修了規定
全授業回数の7割以上出席で修了証書を発行
教材発送
4/1
申込締切
3/29

受講生 仕事のサポート

受講生×出版社 紹介サポート
受講生がリーディングして提出したシノプシス(*)全てを講師が読み、優秀なシノプシスを選抜します。その後、事務局を介して出版社の編集者に該当の受講生をご紹介。出版社からリーディングや翻訳を依頼される道につながります。
(*)日本でまだ翻訳出版されていない作品の原書を読んでレジュメを作成する業務を「リーディング」といい、そのレジュメを「シノプシス」と呼ぶ。

出版ゼミ見学会
受講期間中に1度、上級「出版ゼミ」を見学することができます。講師の人柄やゼミの雰囲気、授業のレベルなどを、ご自身の目で確認してから上級講座をご検討いただけます。見学可能な日や申込方法は、事務局より案内いたします。


「アメリア」クラウン会員に推薦

講師から「仕事で通用する実力がある」と認められた受講生は、翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員に推薦され仕事のチャンスが拡大します。
クラウン推薦分野:フィクション

“商品として通用する翻訳”を追求する

フィクション全般から講師が厳選した小説1~2作品に取り組みます。講師が翻訳して出版された作品や、現在翻訳中の作品を教材とすることが多いため、講師と共に、出版を目的にした“商品として通用する翻訳”の追求を体験できます。
また、リーディング演習も行い、指定作品または自分で選んだ作品のシノプシスを講師が講評します。

授業の進め方

授業前
2日前17時までに当番は訳文を提出
授業当日
当番(4名)の受講生が、訳しづらかった箇所、疑問点を発表し、全員でディスカッション
講師の訳例配付、講評
(1回の課題範囲は原文で2ページ程度)
川副 智子
Tomoko Kawazoe

文芸翻訳家。『Small Great Things』『ビール・ストリートの恋人たち』『ジェーン・スティールの告白』『晩夏の墜落』『ダッハウの仕立て師』(早川書房)、『シージャー発作』(扶桑社)、『紙の世界史』(徳間書店)、『西太后秘録』(講談社)、『サーカス象に水を』(武田ランダムハウスジャパン)など訳書多数。

講師からのメッセージ

一冊の本を訳すことは、ひたすら原著者と向き合う作業であり、それは愉しくもあり、苦しくもあり。でもそのなかに人間が描かれている以上、訳者のどんな経験も知識も決して無駄にはならないはず。 もしかしたら、約半年の講座を受講したあとに“先は長い”と感じるかもしれません。それもひとつの手応え。ある意味ではそこからがスタートです。原文と真摯に向き合える方、最後に翻訳者だけが得られるささやかな充足感のために七転八倒できる方をお待ちしています。

原文の空気を活かした訳文作り

この講座では、純文学系エンターテインメントを中心とした幅広いジャンルの翻訳演習を行う。この日の題材はカンボジアを舞台にした短編小説。あるカンボジア人男性が主人公で、退廃した雰囲気が特徴的な作品だ。この日は当番2人の訳をたたき台に、講師が原書の約2ページを解説する。

当番の受講生は2日前までに訳文を講師に提出。授業では、当番の受講生がまず訳出に困った箇所、訳を工夫した箇所などを発表する。

続いて、講師が受講生訳にコメントを加えていく。当番の訳を読んで講師が気になったところを指摘していくが、誤訳や解釈ミスはもちろん、原文の雰囲気に合わない訳語を細かく取り上げていたのが印象的だった。「産婆」と「助産婦」、「足取り」と「痕跡」など一見すると意味が似ている言葉のどちらを訳に当てるのがよいのか。原文の情景に合うのはどちらなのか。講師がアドバイスするごとに、頭のなかの情景が鮮明になっていく。

自由なディスカッションで最適な訳語を探す

たがいに疑問をぶつけ合って、自由なディスカッションができるのもこの講座の魅力だ。たとえば、作中に登場する"witch"。カンボジアが舞台なので、単純に"魔女"とはできない。講師が訳を訊ね、ディスカッションが始まる。「文脈から"悪霊払い"としました」と当番の受講生。「わたしは"呪術師"」。他にも"巫女"、"祈祷師"、"妖術師"、"占い師"など十人十色の訳が登場した。なぜそう訳したのかを新聞やネットで見つけた記事など根拠を述べ合う。

全員が発表して一段落したところで、講師がまとめた。「ここでの"witch"は流れからいうと、"占い師"や"呪術師"のこと。でも、たぶん職業ではない。"師"を避けて"巫女"とするのもいいでしょう。場合によっては訳注が必要になるかもしれません」

受講生の訳はどれも間違いではない。が、他の受講生がどう訳したのか、なぜそう訳したのかを知ることで自分の訳を客観的に見直すことができる。

時間いっぱいディスカッションが続いたが、その雰囲気は変わらず和やかだった。

お申込みの流れ
この講座は出版翻訳コースの試験に合格した方が対象となります。
ただし下記のいずれかの条件にあてはまる方は試験が免除されます。

①同じ講座を再受講される方。
②単科、カレッジコース、ベーシック3コースのいずれかの「出版基礎」を修了した方。
③通信講座の「出版翻訳講座」、「マスターコース(出版分野)」のいずれかを修了した方。
*合格通知日または①~③の受講期間終了日から3年以内の申込みに限ります。

試験について
お申込み後、3営業日以内にメールにて課題をお送りします。
ご自宅で訳し、1週間以内にご提出ください。合否結果はご提出から約一週間後にお知らせいたします。また合格者には「契約書面」と受講料納入のご案内を郵送します。以降の流れはSTEP-3、STEP-4と同様です。
STEP-1
受講お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。
※「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
STEP-2
手続書類の発送
お申込み後3営業日以内に「契約書面」と受講料のご案内を郵送します。
STEP-3
受講料のお支払いクレジットカード
「振込(一括)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。
「クレジットカード(VISA/Mastercard® 1回/2回/ボーナス一括)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。
STEP-4
教材発送
記載の教材発送日に、教材、予習指示(予習がある場合)、学生証をお送りします。

お申込み後の受講の取り消しについて

「契約書面」をお受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフ期間経過後は受講期間終了日前日までに限り、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。 中途解約が役務提供開始前(開講日前日まで)の場合、受講料の20%(ただし15,000円(法定の金額)を上限とする)の解約手数料をお支払いいただきます。
受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。 役務提供後は、すでに経過した授業回数から、法定に基づいた精算方法により算出し、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※クレジットカードのボーナス一括払いをご利用になられた場合は、決済完了後のご返金となります。