濱野寿美子さん

実務企業勤務

米国の大学を卒業後、金融機関、外資系IT企業に勤務。退職後、フェロー・アカデミーの通信講座を受講し、「翻訳入門〈ステップ18 〉」「実務翻訳〈ベータ〉」「ベータ応用講座」、マスターコース「メディカル」を修了。2014年5月より、翻訳会社でチェッカーを担当している。

受講生インタビュー

貴重でありがたいコメントの数々。テキストや資料は今も仕事で活用しています

大学時代を含め、アメリカで生活した期間は約15年。かつて勤めていた外資系IT企業では日常的に英語を使っていた。そんな濱野さんが翻訳を「職業」として意識したのは、退職したあとのこと。育児をしながらでもできる翻訳は、理想的な在宅ワークだった。
「知り合いに頼まれ、ときどきITマニュアルなどを訳していたので、自然に『勉強しよう』という気になり、通信講座を受けることにしました。フェローを選んだのは、課題をEメールで提出でき、受講期間終了後も提出期限に間に合わなかった課題を添削してくれる制度があったから。レベルやジャンルごとにいろいろな講座があるので、学びやすそうにも思えました」

翻訳経験はあったが、あえて「翻訳入門〈ステップ18〉」からスタート。翻訳の基本的なルール・考え方を学ぶと同時に、添削指導を通じてそれまでの誤った認識を改めた。「日本語がきちんと書けていないことがわかり、日本語の大切さを痛感しました」
続く「実務翻訳〈ベータ〉」では、実務分野の基礎固めに専念。その後の進路を「子どもの健康にも関わりがあり、学びがいもありそう」と医薬に決め、「ベータ応用講座」とマスターコースではともに「メディカル」を選択した。
「医薬翻訳の基本とリサーチスキルを学んだあと、医薬論文や治験関連文書、症例報告などを教材にした実践演習に取り組んだので、とても学びやすかったですね。マスターコースでは、現役翻訳者である先生が訳文を添削するだけでなく、最低限知っておくべき項目などを具体的にいろいろ教えてくださった。仕事に直結した素晴らしい講座だと感じました」

受講中は、机にテキストや辞書、資料を開きっぱなしにしておき、すきま時間を利用して小刻みに勉強。子育てを犠牲にすることなく、学び通した。「マイペースで勉強できるのが通信講座のメリットだと思いますね。しかもフェローの講座は受講料が安価で、質問をすれば先生が丁寧に答えてくださいます。ときにはダメ出しもしてくださいましたが(笑)、すべてのコメントがありがたく貴重でした。テキストや資料は今も職場で参照しています」

育児が一段落した現在は、翻訳会社でチェッカーを担当。ミスや不備を見つけるたび、「基礎からしっかり学んだ成果を感じる」そうだ。「メディカル翻訳はやはり面白いですね。現場で経験を積み、もっと知識を増やして、いずれは翻訳者として独立したいと思っています」

『通訳者・翻訳者になる本2016』(イカロス出版発行)より転載
(Text 金田修宏  Photo 小久保陽一)

濱野寿美子さんが受講した講座(通信)

入門翻訳入門<ステップ18>通常コース

実務翻訳 出版翻訳 映像翻訳
期間
9カ月
  • 実務翻訳
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳

初級実務翻訳<ベータ>通常コース

実務翻訳
期間
6カ月
  • 実務翻訳

中級ベータ応用講座「メディカル」

実務翻訳
期間
3カ月
  • 実務翻訳

マスターコース

期間
6カ月