映像基礎(1)

映像翻訳の3つの手法「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」のルールを学び、それぞれの手法に応じた基本スキルをバランスよく身につけます。

こんな方にお勧めです

  • はじめて映像翻訳を学ぶ方
  • 映像翻訳の基礎を身につけたい方

コース概要

講座名
映像翻訳コース初級 映像基礎(1)
受講形式
通学(教室、オンラインどちらでもご出席いただけます)
授業に出席できない場合は、同じ回の「映像基礎(2)」の録画を後日視聴できます。
※欠席した場合に限り、希望者のみへのサービスとなります。
受講期間
2024/4/16~2024/7/30(火曜・毎週×16回)
受講料
154,550円(税込)
時間
19:00~21:00(120分)
定員
10名
修了規定
全授業回数の7割以上出席
申込締切
3/21
教材について
教材はデータでのご提供です。4/3にメールにてご案内します。
受講に必要なもの
●受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWordファイルに対応したソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
●オンラインで参加する場合は「Zoomアカウント(無料)」と「マイク・カメラ機能のあるPC/スマホ/タブレット」が必要です。デバイスの推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。
●字幕制作ソフト「Babel」をインストールするPCが必要です。
※「Babel」は受講期間中オンラインでログインできるアカウント情報をお渡ししますので、ご自宅のPCでご利用可能です。
※「Babel」はWindows対応ソフトです。Macでご使用の場合はサポート対象にはなりません。Windows環境をインストール後にお試しください。
※使用推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。
説明会
講座の内容や仕事のサポートについて紹介いたします。ご予約はこちら
スケジュールPDF

同講座の他クラスはこちら

初級映像基礎(2)

期間
2024/4/17~2024/7/31(水曜・毎週×16回)
時間
14:00~16:00(120分)
講師
中尾悦子先生
講座詳細はこちら

初級映像基礎(3)

期間
2024/4/20~2024/8/10(土曜・毎週×16回)
時間
10:00~12:00(120分)
講師
瀧ノ島ルナ先生
講座詳細はこちら

お申込み

学習内容

「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」それぞれのルールに沿った翻訳テクニックを学ぶ

映像翻訳の最大の特徴は「映像」と「音」によって伝えられる内容を、日本語の「吹替」や「字幕」といった手法で表現することです。「吹替」では、観客は映像と音声でストーリーを理解するので、「耳で聞いて分かりやすい言葉」「登場人物の口の動きにあった言葉」で表現することが重要です。一方、「字幕」では、映像を見ながら文字を読むため、「パッと見て理解できる言葉」「映像に集中できる言葉」で表現することが重要となります。
また、今後もメディアが拡大していく映像翻訳の現場では、「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」すべてに対応できる翻訳者が有利です。この「映像基礎」では、3つの手法を身につけることで、即戦力となるための土台を築きます。

「吹替」と「字幕」では原稿の形式が異なります。授業では原稿の作成方法から学んでいきます。
           
▲吹き替え原稿                ▲字幕原稿

プロの声優を招き、収録現場のアフレコを体験

アフレコとは、声優が映像にあわせて台本を読み、その音声を収録することです。声優は翻訳者の作成した日本語版台本をもとに役を演じますが、ディレクターからセリフの代案を求められることもあるため、翻訳者が収録に立ち会う場合もあります。
吹替の授業では、プロの声優によるアフレコ演習をカリキュラムに取り入れています。教室を収録現場に見立て、受講生が作成した日本語版台本をもとに声優が演じることによって、読みやすい台本や商品として通用するセリフまわしが体得できます。

仕事に欠かせない字幕制作ソフトの操作を習得

字幕制作ソフトとは、パソコン上で映像を見ながら、字幕の入力や表示などができるソフトで、翻訳した字幕が実際の画面上でどう見えるか確認することができます。翻訳者と映像制作会社の双方が使用することで、字幕作品の制作効率が上がるので、翻訳者には必須のソフトです。
授業では字幕制作ソフトの基本操作を学び、ソフトを使って字幕原稿を作成する機会もあります。

授業の進め方

ドラマ作品を吹替・字幕両方の手法で翻訳。講座の中盤と最後にはドキュメンタリー作品をボイスオーバーと字幕で訳します。

授業前
授業前日の正午までに課題を提出
授業当日
提出された原稿を元に講師が解説
解説後に訳例を配布

カリキュラム

担当講師

大岩剛
Tsuyoshi Oiwa

映像翻訳家。主な作品は、『ウィリーズ・ワンダーランド』『ARROW/アロー』『群盗荒野を裂く』(字幕)、『トレイン・ミッション』『スター・トレック:ディスカバリー』『イン・ザ・トール・グラス狂気の迷路』(吹替)、『21世紀の最新鋭艦』『地下6400キロの旅』『動物王国:驚異のスーパーパワー』(ボイスオーバー)など。

講師からのメッセージ

外国の映像作品を楽しむときに欠かせないのが映像翻訳です。目立ってはいけない黒衣(くろご)のような存在ですが、ハッとする字幕やナチュラルな吹替、ワクワクするボイスオーバーに興味を覚えたことはありませんか?そんな翻訳に触れて「おもしろいな」「私にもできるかな?」と思った方は、かつての私と同じです。英語の資格試験で高得点を取ったこともなく、留学をしたこともなく、しかも長い間、英語に縁のない職場で働いていた私は、フェローアカデミーで基礎と応用を学び、今は天職とも思える映像翻訳をしています。映画やドラマが好きで、かつての私と同じだという方、お待ちしています。

受講者の声

――毎週の授業では、他の受講生の方たちの考え方を聞きながら、「同じように悩んだんだな~」と共感したり、「そんな言葉が使えるのか!」と感心したりと多くの刺激をいただきました。先生の解説は本当に勉強になることばかりでしたし、一つひとつの質問に対して丁寧にお答えいただけたので、大変ありがたかったです。

 

――訳文や翻訳ルールの解説だけではなく、実際の仕事でのエピソードなどを聴くことでより興味を持って授業を受けることができました。本当に楽しく、充実した勉強ができました。

 

――翻訳の仕方だけでなく、それに臨む姿勢や考え方も教えていただけたので、土台の土台から理解していけました。

 

(受講アンケートより)

お申込みの流れ
STEP-1
お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
会員登録がお済みの方はログインしてお手続きください。登録がまだの方は新規会員登録を行ってください。
STEP-2
受講料のお支払い
お申込みページにて以下のいずれかをお選びください。
特定商取引法対象(受講料が5万円を超えるものであって受講期間が2カ月を超える講座)でない講座はご入金後のキャンセルは一切できません。
■振込(一括):
ペイジー(Pay-easy)をご利用いただきます。お申込み完了後、マイページから収納機関番号を取得しATM等からお振込みください
■クレジットカード決済:
Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club(ご利用可能回数 1・3・5・6・10回)
※お支払い金額が385,000円を超える場合はクレジットカードはご利用いただけません。
クレジットカード
STEP-3
契約書面の送付(郵送)
特定商取引法対象講座(受講料5万円超かつ期間2カ月超の講座)は、ご登録いただいた住所に契約書面を郵送いたします。
海外在住の方は特定商取引法対象外のため契約書面は送付いたしません。
STEP-4
教材の案内
「コース概要」の「教材について」をご覧ください。

お申込み後の受講の取り消しについて

特定商取引法に基づき、「契約書面」お受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフ期間経過後は受講期間終了日前日までに限り、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。中途解約が役務提供開始前の場合、受講料の20%(ただし15,000円(法定の金額)を上限とする)の解約手数料をお支払いいただきます。受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
役務提供開始後は、法定に基づいた精算方法により算出し、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※特定商取引法は国内居住者のみに適用され、海外居住者は上記の対象にはなりません。海外居住者が受講途中で国内転居した場合は契約書面を交付いたしますので、事務局にご連絡ください。

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