映像基礎(3)(オンライン)

映像翻訳の3つの手法「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」のルールを学び、それぞれの手法に応じた基本スキルをバランスよく身につけます。

こんな方にお勧めです

  • はじめて映像翻訳を学ぶ方
  • 映像翻訳の基礎を身につけたい方

コース概要

受講期間
2021/4/17~2021/8/28(土曜・毎週×16回)
受講料
154,550円(税込)
時間
10:00~12:00(120分)
定員
10名
修了規定
全授業回数の7割以上出席
教材発送
申込締切から3営業日以内に発送
申込締切
3/30
学習相談
ご予約はこちら
受講に必要なもの
●「Zoomアカウント(無料)」と「マイク・カメラ機能のあるPC/スマホ/タブレット」
下記ページ【Windows、macOS、およびLinuxのシステム要件】または【iOS、iPadOS、Androidのシステム要件】でデバイスの動作環境をご確認ください。
「Zoom公式サイト」ヘルプセンター

●字幕の授業で字幕制作ソフト「Babel」を使用します。「Babel」は受講期間中オンラインでログインできるアカウント情報をお渡しますので、ご自宅のPCでご利用可能です。
「Babel」はWindows対応ソフトです。Macでは動作が保証できませんので予めご了承ください。
スケジュールPDF

同講座の他クラスはこちら

初級映像基礎(1)(通学)

期間
2021/4/14~2021/8/25(水曜・毎週×16回)
時間
13:00~15:00(120分)
講師
瀧ノ島ルナ先生
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初級映像基礎(2)(通学)

期間
2021/4/15~2021/8/26(木曜・毎週×16回)
時間
19:00~21:00(120分)
講師
平井かおり先生
講座詳細はこちら

学習内容

「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」それぞれのルールに沿った翻訳テクニックを学ぶ

映像翻訳の最大の特徴は「映像」と「音」によって伝えられる内容を、日本語の「吹替」や「字幕」といった手法で表現することです。「吹替」では、観客は映像と音声でストーリーを理解するので、「耳で聞いて分かりやすい言葉」「登場人物の口の動きにあった言葉」で表現することが重要です。一方、「字幕」では、映像を見ながら文字を読むため、「パッと見て理解できる言葉」「映像に集中できる言葉」で表現することが重要となります。
また、今後もメディアが拡大していく映像翻訳の現場では、「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」すべてに対応できる翻訳者が有利です。この「映像基礎」では、3つの手法を身につけることで、即戦力となるための土台を築きます。

「吹替」と「字幕」では原稿の形式が異なります。授業では原稿の作成方法から学んでいきます。
           
▲吹き替え原稿                ▲字幕原稿

プロの声優を招き、収録現場のアフレコを体験

アフレコとは、声優が映像にあわせて台本を読み、その音声を収録することです。声優は翻訳者の作成した日本語版台本をもとに役を演じますが、ディレクターからセリフの代案を求められることもあるため、翻訳者が収録に立ち会う場合もあります。
吹替の授業では、プロの声優によるアフレコ演習をカリキュラムに取り入れています。教室を収録現場に見立て、受講生が作成した日本語版台本をもとに声優が演じることによって、読みやすい台本や商品として通用するセリフまわしが体得できます。

仕事に欠かせない字幕制作ソフトの操作を習得

字幕制作ソフトとは、パソコン上で映像を見ながら、字幕の入力や表示などができるソフトで、翻訳した字幕が実際の画面上でどう見えるか確認することができます。翻訳者と映像制作会社の双方が使用することで、字幕作品の制作効率が上がるので、翻訳者には必須のソフトです。
授業では字幕制作ソフトの基本操作を学び、ソフトを使って字幕原稿を作成する機会もあります。

授業の進め方

ドラマ作品を吹替・字幕両方の手法で翻訳。講座の最後にはドキュメンタリー作品をボイスオーバーと字幕で訳します。

授業前
授業前日の17時までに課題を提出
授業当日
提出された原稿を元に講師が解説
解説後に訳例を共有

カリキュラム

録画配信サービス

授業は録画して授業後(翌営業日)に共有します。次回授業前日までご視聴いただけますので、欠席した方は録画を視聴してください。

担当講師

中尾 悦子
Etsuko Nakao

映像翻訳家。映画『フリーウィリー 自由への旅立ち』『デイズ・オブ・グローリー』(字幕)、TVドラマ『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』(字幕)、『ジェシー!』(吹替)などの翻訳を手がける。

講師からのメッセージ

映画から飛び出してくるセリフは、ニュアンスに富んでいてとても魅力的。その魅力を最大限に生かそうとするところから翻訳の苦しみが始まります。産みの苦しみとでもいいましょうか。名訳のおかげで、オリジナル作品が輝きを増すこともあります。これこそ翻訳の醍醐味なのです。
言葉に対する感性は人それぞれ。受講生さんの生き生きしたセリフを聞くのは毎回、とても楽しみです。時には奔放なイマジネーションに軛をかけなければならないこともあります。翻訳者は原作から解き放たれた逃亡者になってはいけませんので。スクリプトを前に、頭をひねりながらセリフを創り出す苦しみと、それに倍する楽しみを味わっていただければ嬉しいです。幸い、クラスは毎回、和気藹々としていて楽しい雰囲気です(一番楽しんでいるのは講師かも)。プロの声優さんに自分の日本語台本を実演してもらう「アフレコ演習」や、自作の字幕を映像と併せて流せる字幕制作を使った授業では、教室に感激の嵐が吹き荒れます。英語に興味のある方、海外ドラマや映画がお好きな方は、是非一度、映像翻訳の扉を叩いてみてください。

受講者の声

プロの声優にセリフを読んでもらう「アフレコ演習」に興奮

結婚で会社勤めをやめ、夫の海外赴任でロンドンに暮らしたり3人の子供を育てたりしながら在宅で金融関係の実務翻訳の仕事をしていましたが、映像翻訳への夢をあきらめきれず、末の子が小学校に入学したのを機に、40歳を過ぎてからフェローの門を叩きました。最初は映像翻訳のルールをまったく知らなかったので、通信講座「はじめての映像翻訳」を受講し、その後通学講座「映像基礎」を受講しました。
通学講座では他の受講生の訳文と比較することができますし、その場で先生からダメ出しされるので緊張感があります。「和訳としては正しくても、セリフとしては全然ダメ」、そんな厳しい先生からのコメントも多々いただきました。なかなかうまくいかず「歳のせいかなぁ」と挫折しそうになったこともありますが、「翻訳の言葉にはその人の生きてきた人生が反映される。年齢を重ねることがプラスになる」と励まされ今に至るまで続けています。
吹替翻訳の授業では実際に声優さんを招いて台本を読んでもらう「アフレコ演習」がありますが、これは楽しいです。自分の書いたセリフが生き生きと立ち上がってくるようで興奮します。授業では声優さんにとって読みやすい台本作りや、耳で聞いてわかりやすい言葉選びなどを学びますが、その後は場数を踏んでスキルアップしていくしかありません。
翻訳の勉強に終わりはないので、今後もずっと続けられるよう体を鍛えつつ健康な毎日を送るよう心がけています。

<佐藤 美由紀さん>
映画『アティック』『地獄のクリスマス・キャロル』(字幕)、ナショナル ジオグラフィック チャンネルのドキュメンタリー(VO)、映画祭出品作品(字幕・吹替)など幅広く手がける。

お申込みの流れ
STEP-1
受講お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。
※「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
STEP-2
手続書類の発送
お申込み後3営業日以内に「契約書面」とご案内をお送りします。
STEP-3
受講料のお支払いクレジットカード
「振込(一括)」を選択した方は、8日以内に受講料をお振込みください。
「クレジットカード(VISA/Mastercard® 1回/2回/ボーナス一括)」を選択した方は、お申込み時に入力いただいたカード情報に基づき手続きいたします。
STEP-4
教材発送
記載の教材発送日に、教材、予習指示(予習がある場合)をお送りします。

お申込み後の受講の取り消しについて

「契約書面」をお受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフ期間経過後は受講期間終了日前日までに限り、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。 中途解約が役務提供開始前(開講日前日まで)の場合、受講料の20%(ただし15,000円(法定の金額)を上限とする)の解約手数料をお支払いいただきます。
受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。 役務提供後は、すでに経過した授業回数から、法定に基づいた精算方法により算出し、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※クレジットカードのボーナス一括払いをご利用になられた場合は、決済完了後のご返金となります。