金澤壮子さん
「カレッジコース」修了後、「字幕」「吹替」、「フィクション」などを並行して受講、2006年、字幕翻訳者デビュー。 DVD『家なき子』『チボー家の人々』『アルジャーノンに花束を』の本編、『ファーストフード・ネイション』の特典映像(字幕)も手がける。
映画配信会社が提供する作品の字幕翻訳が初仕事でした。フェローで学び始めて4年目のことです。当初、仕事ができるようになるまで10年を覚悟していたのですが、嬉しかったですね
大学卒業後は映像か出版系の仕事に就きたかったのですが、なかなかの狭き門。ではどうしたらその業界で仕事ができるかと考えたときに浮かんだのが「翻訳」でした。
翻訳の学校を探す際、体験レッスンでとても質の高い講義を受けられたことでフェローに決め、カレッジコース修了後は映像翻訳と出版翻訳のコースを並行して受講。やればやるほど翻訳の魅力にはまり、気づけば三度の食事より翻訳が好きという状態に。ゼミ生になった頃から、字幕や吹替の下訳の仕事を先生方から頂けるようになり、映像一本に絞りました。映像翻訳は文字数の制限があるため、パズルを解くような作業がつらくもあり、楽しくもあります。
現在は版権エージェンシーに勤務しながら、字幕翻訳やCSドキュメンタリー番組のチェッカーをしています。字幕の師匠である田中武人先生の勉強会にも参加し、仕事で疑問が生じるたびにアドバイスを頂いています。先日担当した『家なき子』と『チボー家の人々』は初めてのDVD作品となりました。今後は吹替にも挑戦したいですね。時間を忘れて夢中になれる今の情熱を失わず、よりよい訳を提供できるよう一生学び続けたいです
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